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Photoshop 2024 で AI 画像生成を試す

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ひらたけ

先日 Adobe の Photoshop の最新版である Photoshop 2024 がリリースされました 。以前からベータ版として提供されていた生成 AI「Adobe Firefly」が正式に提供を開始し、今回の Photoshop のバージョンアップでその機能を Photoshop でも正式に利用することができるようになりました。

Adobe Firefly で生成したものは、ベータ版の間は商用利用ができませんでしたが、 今後は商用利用が可能 とのこと。

Photoshop を更新して起動した際に表示されたチュートリアル的なものを触った感じ、めちゃくちゃ簡単に利用できそうだし楽しそうだったので、さっそく色々触ってみます。


まず、適当な写真を用意して Photoshop で開きます。散歩中に撮影したちょうど良さげな橋の写真があったので、今回はこちらを使います。

長柄橋から撮影した青空の写真

続いて、生成 AI でコンテンツを生成したい箇所を選択ツールで選択します。任意の箇所を選択するとツールバーが表示され、「生成塗りつぶし」というボタンが表示されます。こちらのボタンを押下すると、 どのようなコンテンツを生成するかを指示するためのプロンプト を入力するテキストフィールドが表示されます。

プロンプトを入力してテキストフィールドの隣にある「生成」ボタンを押下すると、AI による画像生成が開始されます。めちゃ簡単。 何か生成したい箇所を選択して、生成したいものを入力して、ボタンを押すだけ。

PhotoshopでAI生成をする範囲を選択している画像

試しに「空を飛ぶトマト」と入力してみました。10~20 秒ほど待つと、 選択ツールで選択した青空にトマトが出現しました 。生成を実行すると 3 つのパターンを用意してくれるようで、気に入ったものがなければ再度「生成」ボタンを押すことで追加で 3 つのパターンが生成されます。

空を飛ぶトマトを生成した画像

生成 AI を利用する際には「生成クレジット」なるものが消費されるそう。利用プランに応じて毎月付与される生成クレジットの数が異なるようで、生成クレジットを使い切ると画像の生成に時間がかかったり、機能を利用できなくなったりするようです。

ただし、 2023 年 11 月 1 日までは生成クレジットによる制限はかからない とのことなので、興味があるひとは今のうちに色々触ってみるのがよさそうです。

大阪の空にUFOが出現した写真

さすがに空を飛ぶトマトは意味不明すぎたので、 ベタではありますが空に UFO を浮かべてみました 。なんか妙に馴染む感じで大阪の空に UFO が出現しました。未確認飛行物体を生成するの簡単すぎて、世界中で UFO の目撃情報やら写真やらが一気に増えそう。


Photoshop に追加された生成 AI の機能を利用してみましたが、 非常に簡単に利用ができて商用利用も可能 なので、使い方やアイデア次第では様々な場面で活用することができそうです。良いアイデアは浮かばないですが、せっかくなので画像生成を使っておもしろいことやりたさありますね。

AI 技術の進歩すごすぎだなあということで、今回はここまで。最後までお読みいただきありがとうございました。