南海電鉄との経営統合が発表された泉北高速鉄道に乗ってきた
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先日 南海電鉄 から、大阪にある準大手私鉄のひとつ 「泉北高速鉄道」を吸収合併し経営統合する という方針の発表がありました。泉北高速鉄道は 堺市の中百舌鳥駅から和泉市の和泉中央駅までを結んでいる泉北高速鉄道線 を運営しています。まだ詳細については決まっていないようなのですが、「泉北高速鉄道」という名前の鉄道に乗車できるのも今だけかもしれないということで、乗りに行ってきました。
やってきたのは南海電鉄のターミナル駅・なんば駅。泉北高速鉄道は 南海電鉄の南海高野線と相互に乗り入れ をしているようで、この駅から泉北高速鉄道の終点駅である「和泉中央駅」行きの列車が出ています。
さっそく和泉中央行きの列車に乗り込み、まずは泉北高速鉄道の起点である「中百舌鳥駅」を目指します。南海なんば駅からは和泉中央行きの列車が十数分に 1 本程度の頻度で出ているようですが、このうち 「区間急行」など一部の列車は中百舌鳥駅を通過する ようでした。
南海なんば駅からおよそ 20 分ほどの乗車で、Osaka Metro 御堂筋線・なかもず駅との乗り換え駅である「中百舌鳥駅」に到着しました。時刻表を確認すると、この駅が始発の和泉中央方面へ向かう普通列車も多数存在しているようです。
中百舌鳥駅で 「せんぼくん」なる泉北高速鉄道のマスコットキャラクターが描かれたラッピング電車 に乗り込み、終点の和泉中央駅へと向かいます。このラッピング電車では、始発駅と終着駅での車内放送が「せんぼくん」仕様になっていました。
10 分ほどの乗車で、泉北高速鉄道の駅の中で最も乗降客数が多い「泉ケ丘駅」に到着。利用者が多い駅というだけあって、多くの乗客がこちらの駅で乗り降りされていました。
そのまま列車に揺られること 10 分ほど、あっという間に 終点の和泉中央駅に到着 しました。中百舌鳥駅で「せんぼくん」のラッピング電車をあまりよく見ることができなかったので、降りて確認しようとしたところ、「なんば行き」と行き先表示の変わった列車に描かれていたのは「鉄道むすめ」のイラスト。
このラッピング電車、どうやら 行き先によって異なるデザインが見られるようになっている とのこと。列車を降りて振り返ったら全く違う見た目をしていて、めちゃくちゃびっくりしました。
今後の泉北高速鉄道がどうなるのかは分かりませんが、経営統合によって運賃の引き下げや利便性の向上などを検討するようです。また何か変化があれば、お休みの日にでも列車に乗りに行こうと思います。