淀川に架かる歩いて渡れる橋の中で最も河口に近い伝法大橋を歩く
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大阪を流れる一級河川・淀川に架かる橋はいくつもありますが、数ある橋の中で 最も淀川の河口近くにある歩いて渡ることができる橋「伝法大橋」 を歩いてきました。
阪神なんば線の伝法駅のすぐ近く、大きな淀川に架かる伝法大橋の此花区側へやってきました。
この日はちょっと雲が多めの晴れ。雲ひとつない快晴もすきですが、こうして雲の間からのぞく青空を見るのもすきだなあって思います。
橋を渡り始めると目につくのは、すぐ東側の隣で行われている大規模な工事。阪神電車の電車が通る橋梁で、現在はかなり低く水面に近いところを通っていますが、これを架け替える工事を行っているそう。
淀川を流れる水が増えた場合に備えて橋脚の数を減らしたり桁下高を上げたり、駅の近くの踏切がなくなったりするみたい。工事完了予定は 2032 年、15 年もの時間をかけて行われる大工事です。
伝法大橋の西側には、少し高い位置に架かる「新伝法大橋」が見えます。こちらには歩道がなく、伝法大橋よりも交通量が多そうでした。せっかく河口に一番近い橋を歩きに来たのに、海が見えないのはちょっと残念。
西側に海は見えませんが、東側を見ればかなりの高頻度で電車が走っていく様子が見られました。橋の南側には橋の名前にもある「伝法駅」が、北側には「福駅」があります。この橋梁を走っていく阪神なんば線は、兵庫県の尼崎駅から大阪難波駅までを結んでいます。
あっという間に橋の北側へと到着。海がきれいに見えるといったことはありませんでしたが、小さな船でひとやものを運びながら工事を進める様子が見られたり、走っていく電車が見られたりと、退屈はしませんでした。
あとから気づいたのですが、伝法大橋の北側には隣に架かる新伝法大橋の下をくぐることのできる歩道があるようで、それが高さ 1m ほどしかないっぽい。写真を見ると、たしかになんか人が入っていけそうな雰囲気ある。くぐってこれば良かった。