大阪市の南西の端っこ南港南周辺を歩く
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大阪市の 南西の端っこまで散歩しに行ってきました🚶 場所は住之江区南港南、大阪と北九州を結ぶフェリーが発着するフェリーターミナルがある場所も南港南になりますが、今回散歩したのはそこからさらに西側。1 本の大きな橋を渡ることによってのみ行けるエリアです。
ちょっと天気が心配でしたが、なんとか青空が見えてくれました。周りは海に囲まれており、島の南東から伸びる「かもめ大橋」という橋がこの島と大阪の街とを繋いでいます。いくつものケーブルが伸びているこの橋は、斜張橋という種類の橋らしい。
かもめ大橋のあたりから北へと歩いていくと、かつて大阪と鹿児島の志布志を結ぶフェリー「さんふらわあ」が発着していたフェリーターミナルのあった場所が見えてきます。現在は咲洲のほうにあるフェリーターミナルへと移ったようで、その跡地には海運会社の施設らしきものがありました。
日本は島国なので、輸出入の 99.6% が船を使った海上輸送だそう。歩いていると、たくさんのコンテナと巨大な船の姿が見えました。
周辺の道路には何台もの大型トラックが走っており、私たちの生活を支えてくださっています。当たり前のように電気やガスなどのエネルギーを使えるのも、モノが溢れる現代を生きていられるのも、こうしたところで働いている人たちがいるからですね。感謝の気持ちを忘れないようにしたいです。
道なりにぐるりとまわり、島の中央を東西に貫く大通りを通って西の方へと歩いていきます。やたら細い歩行者専用道をのんびり歩いていくと、「南港魚つり園」という施設が見えてきました。
中へは自由に入れるようだったので、釣りはしないけれど海沿いのほうまで歩いてみました。護岸のあたりでは、休日ということもあり大勢の方が釣りを楽しんでいる姿がみられました。
遠くを見ると、海沿いに広がる街とその奥にそびえる山々が見えます。みえる街は、方角的に神戸のあたりでしょうか。
大阪の端っこのほうではありますが、交通アクセスは良好。すぐ近くにバス停があり、1 本でフェリーターミナルや地下鉄の駅まで移動することができます。大阪シティバスと Osaka Metro は乗り継ぎの割引があるので、梅田のあたりから乗っても運賃はそれほど高くありません。
周辺で仕事をしているとか魚釣りが趣味だとかじゃないとなかなか足を運ぶことのないエリアですが、海沿いの景色はきれいだし、大きな船がいくつも見れましたし、思っていたより楽しい散歩になりました。今回は行きも帰りもバスだったので、次はかもめ大橋を歩いて渡ってみたいです。