大阪で話題のチョコレート「呼吸チョコ」を食べる
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大阪にある 「お菓子のまるしげ」というお菓子屋さんで売られている「呼吸チョコ」 という、大阪のお土産としておすすめされているチョコレートがあると聞いて買ってきました。全国菓子大博覧会という博覧会で賞を受賞していたり、テレビ番組で取り上げられたりしているらしい。
梅田ダンジョンの地下に潜り、さまよいながらもどうにかお店にたどり着いて購入したのは、呼吸チョコの小袋が 5 つセットになったもの。現在販売されている 5 種類の味が楽しめるセットでお値段は 1,700 円ほど と、量を考えるとややお高め。
それぞれの袋の中には、ひとつひとつ個包装されたチョコレートが入っています。「息づくほど新鮮なうちに味わってもらいたい魅惑のチョコレート」らしい「呼吸チョコ」は、一粒一粒職人の方が手作りされているそう。
味は「呼吸チョコ 北新地[ココア]」「呼吸チョコ 京都祇園[抹茶]」「呼吸チョコ いちご」「呼吸チョコ ミルキーホワイト」「呼吸チョコ ミルク」の 5 種類。
青色の 「北新地[ココア]」が一番人気のもの とのことなので、まずはこちらをいただきます。見た目はラグビーとかアメフトとかで使われるボールのような形状で、表面は粒子の細かいココアパウダーで包まれています。こういう、パウダー状のものがまぶされているチョコレートってなんとなく高級感ありますよね。
高級なチョコレートというとなんとなく「お酒の香りがする」「口に入れた瞬間に溶けてなくなる」みたいなものを想像していましたが、お酒は入っておらず香りは普通。中にはカリカリのアーモンドが入っているので、どちらかというと固めです。でも チョコレートなのに甘すぎないところがすごく良く て、ついつい「あともう一つだけ」と手が伸びてしまいます。アーモンドの香ばしい感じがおいしい。このアーモンドには、ほろ苦キャラメルで薄くコーティングがされているそう。
続いては 「呼吸チョコ 京都祇園[抹茶]」 で、海外からの観光客の方に人気らしい抹茶味。こちらも中にアーモンドが入っています。最初はあまり抹茶を感じられなかったのですが、徐々に強い抹茶の風味が感じられました。これが「深みのある上品な抹茶味」ってやつか…。
「呼吸チョコ いちご」 は、香りからも酸味が感じられるようないちごの酸味が感じられるチョコレート。こちらも中にアーモンドが入っていますが、意外とよく合いました。 「呼吸チョコ ミルキーホワイト」 は真っ白な見た目で、他と同じくアーモンドの香ばしさもありつつも、かなり甘さが感じられました。
5 種類の呼吸チョコの中で唯一アーモンドが中に入っていない 「呼吸チョコ ミルク」 は、見た目がまん丸なチョコレート。アーモンドが無い分甘さが強く感じられましたが、それと同じくらい苦みもありました。大人な味。私はナッツをたくさん食べるとお腹が痛くなってしまうので、あまりのおいしさにうっかり食べすぎてしまっても安心です。
どの味もおいしくて、わりと味覚よわよわな私でもスーパーマーケットで売られているよりも高級そうな雰囲気が感じられました。チョコレートなので夏場は厳しいかもですが、それ以外の季節なら大阪のお土産によさそう。
余談にはなるのですが、買ったときに持ち帰りのために付けてもらった有料の袋が黒地に「KOKYU CHOCO」とピンク色の文字で書かれているものでした。なんかこう、中身が見えない黒地の袋を持って歩いていると、人に見せられないようなものを買ってしまったんじゃないかって気持ちになってドキドキしました。ドキドキしたくない方は、マイバッグを持っていくと良いかもですね。