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古都京都にある京都水族館へ行ってきた

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ひらたけ

多くの観光客で賑わう古都・京都。東海道新幹線も通る JR 京都駅から歩いて 15 分ほどのところにある、梅小路公園内の 京都水族館へ行ってきました🐧

事前に WEB チケットというものを購入しておくことができるということだったので、専用サイトから購入。チケットは 2,400 円とまあまあいいお値段がします。

京都水族館の京の川エリアの写真

水族館の中に入って最初のエリアは「京の川」。近くを流れる 鴨川に生息するオオサンショウウオについての展示 がされていました。

オオサンショウウオは日本に生息する両生類。どのような姿をしていて、どんなところに住んでいるのか、何を食べているのかなどの説明などが書かれています。

京都水族館のオオサンショウウオについての展示の写真

日本固有の在来種であるオオサンショウウオと、食用のために外から持ち込まれた外来種のチュウゴクオオサンショウウオがいて、 それらが異種交配して生まれた交雑個体が誕生している こと。京都水族館では 日本固有のオオサンショウウオを守るための活動をしている こと。そういったことが分かりやすく説明されていました。

ここ京都水族館では、オオサンショウウオについてかなり力を入れているようで、水族館のショップには大量のオオサンショウウオグッズが置いてありました。ぬいぐるみは S・M・L・LL・XXL サイズというラインナップ。京の川エリアに設置された椅子もオオサンショウウオっぽい形をしていました。

京都水族館のオットセイやアザラシのエリアの写真

続いては オットセイやアザラシの居る屋外のエリア です。この日は雪がちらつくほど気温の低い日だったので、屋外に出るのがかなりつらかったのですが、そんな寒い中で元気に動くオットセイ。濡れたからだで外に出て、風邪ひかないんだろうか。

近くには「かいじゅうカフェ」というカフェがあり、飲み物などが購入できます。椅子やテーブルなども用意されていて、疲れたときにひとやすみできるようになっています。屋外なので冬はなかなか落ち着きづらいですが…。

京都水族館の京の海エリアの写真

再び屋内に戻り、「京の海」エリアへ。なんとも 幻想的な大きな水槽が目の前に現れます 。ホシエイが大きな体を動かして水槽内をぐるぐると泳いでいます。京都市は海に面していませんが、南北に細長い京都府は北側の舞鶴のあたりや天橋立があるあたりが海に面しています。ついつい「京都に海…?」ってなりがち。

そんな幻想的な空間を抜けた先にあるのは、たくさんのペンギンたちが待つ屋外のエリアです。

京都水族館のペンギン大名鑑の写真

京都水族館には なんと 61 羽ものペンギンたちがいる そう。それぞれ「京都の通り」にちなんだ名前を持っていて、腕(羽?)のところにそれぞれ違った色のバンドがつけられています。京都人はみんな覚えていると噂の通りの名前。それにちなんだ名前を持ったペンギンたちのことも、京都の人ならすぐ覚えて見分けられるようになるのでしょうか。

通りの名前なんて知らない我々のために、バンドの色を入れると名前などの情報を教えてくれるウェブサイトも用意されています。

京都水族館のペンギン相関図の写真

「ペンギン相関図」なるものも掲示されていました。ペンギンの世界も色々と…色々と複雑ですね。

またまた屋内へと戻り、先程見た「京の海」の大きな水槽を 2 階から見られるエリアへ。この日は休日ということもあって大賑わい。水槽がよく見えるよう暗めに調整された照明、近くに置いてあるふっかふかの椅子。混雑による疲労感もあって思わず座ってしまったのですが、かなり長い時間離れられなくなりました。危険です。

京都水族館のクラゲワンダーエリアの写真

続いてのエリアは「クラゲワンダー」。たいていの水族館にあるクラゲの展示エリアですが、京都水族館の クラゲワンダーにはものすごい数のクラゲ がいました。

クラゲの研究をしているようなエリアがあったり、天井におしゃれなクラゲ型の照明がいくつも取り付けられていたりと、なかなか個性的なエリア。

京都水族館の交流プラザエリアの写真

そろそろ水族館も終わりに近づいてきました。「交流プラザ」というエリアには、「ちんあなご」「にしきあなご」といった生き物をはじめ、小さな生き物たちがたくさん展示されていました。

ふと気になって調べてみたのですが、一応ちんあなごって自宅で飼育が可能らしい。

京都水族館のイルカスタジアムの写真

そして見えてきたのは「イルカスタジアム」。ちょうどイルカたちが水族館のトレーナーの方たちと元気いっぱい体を動かす時間だったようで、多くの人たちが集まっていました。水族館を訪れているのは子供連れで来られているご家族が多く、外国人観光客で溢れる京都ですが、お寺とか神社とかではないので外国から来られている方の姿は少なめ。

イルカスタジアムの近くにはカフェやレストランのようなものがあり、食べ物や飲み物を片手にイルカたちを見ている方が多かったです。

京都水族館の写真

イルカスタジアムを出ると、京都水族館の出口へと繋がっていました。屋外の緑豊かな「京の里山」エリアを眺めながらスロープを下っていきます。

久しぶりに水族館へ行きましたが、思っていたより楽しめました。京都駅からも近いので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。