いろんな柑橘類が出る季節なのでいろんな柑橘類を食べる
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もうすぐ 4 月、徐々に暖かくなってきたような、きていないような。年明けから春にかけてのこの季節、お店には 様々な種類の柑橘類 が並びます。年末頃までは普通にみかんを買うけれど、年明けくらいからは毎回どれにしようか悩むので、いっそのこと色々な種類食べてみようじゃないかということで。3 種類ほど買ってきました。
まず最初に食べたのは 「はるみ」 という柑橘。みかん以外の柑橘類は「中晩柑」と呼ばれているらしいので、このはるみも中晩柑に分類されるものっぽい。
はるみは 「清見」と「ポンカン F-2432」を交雑して生まれた品種 だそう。外側の皮はやや硬めで、ちょっと剥きづらい感じ。剥き終わった後に房を分けようとすると、内側の皮が薄いのか一緒に破けて鮮やかなオレンジ色の果肉部分が見える状態になります。この薄い皮は「じょうのう」という名前らしい。
種が少なくて食べやすく、ひとつの実に 1 つか 2 つほど。種が全く無いものもありました。若干苦みは感じられましたが、全体的に甘くて食べやすかったです。みかんよりはオレンジに近いかな?という印象。香りも良くてオレンジっぽい雰囲気。
続いて食べるのは 「ポンカン」 という柑橘。小学生の頃に「野菜の気持ち」という謎の歌を合唱で歌ったことがあり、その曲の最後がポンカンだったのを思い出しました。
ポンカンは インドが原産の柑橘類の一種 で、日本へは明治時代にやってきたそう。外側の皮はボコボコとしていて厚みがあり、剥きづらそうでしたがそんなことはなく、外側の皮を剥こうとすると中身の房が一緒に付いてきました。オレンジっぽいシャキシャキした食感で、種はやや多め。半分くらいの房には種が入っている感じでした。
香りがつよく、部屋中に甘い香りが漂います。食べてみると香り同様に甘くて、人気があるのも分かります。
最後に食べるのは 「不知火」 という柑橘。漢字がつよそう。見た目もヘタの部分がポコッとなっていてかなり特徴的です。
不知火の中で糖度や酸度の基準を満たしたものだけが「デコポン」を名乗れるらしい。そもそも不知火とデコポンが同じ品種なことを知らなかったですね…。デコポンは品種名ではなくて、熊本県果実農業協同組合連合会の登録商標とのこと。デコポンを紹介するときは「®」マークとか付けとかないとダメなんでしょうか。
今回買ってきたものも、一応「デコポン」と記載があったので基準は満たしているのだとは思うのですが、どうにも酸味がつよめな感じで糖度の高さを感じられませんでした。デコポンの中でも一級品とか、そういうのがあるのかも。外側の皮は比較的剥きやすく、内側の薄い皮ごと食べられました。
まだまだお店にはいろんな種類の柑橘類が並んでいますし、中には食べたことのないものもあると思います。おいしそうなものを見かけたら、積極的に食べてみるようにしたいです🍊