京都駅ビルの東西をつなぐ空中往路を歩いてきた
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多くの観光客が訪れる京都。その玄関口としての役割を果たす巨大な京都駅のターミナルビル 「京都駅ビル」にある「空中往路」 を歩いてきました。空中往路は京都駅ビルの 10 階の高さにある、ビルの西側と東側をつなぐ全長 185m の空中廊下です。
やってきたのは、古都・京都の玄関口である京都駅。東海道新幹線をはじめ、JR 東海道線・山陰線・奈良線や近鉄線、京都市営地下鉄の烏丸線も乗り入れるターミナル駅です。
オーバーツーリズムが問題となっている京都ということで、駅周辺は本当に人が多かったです。半分以上外国人なんじゃないかってくらい、海外っぽい雰囲気の方が来られてました。
そんな大混雑の京都駅ですが、エスカレーターに乗って上のフロアへと移動すると人の数は一気に減ります。上から大勢の人々が行き交っているのをぼんやり眺めながら、どんどんと上っていきます。
なんとなく近代的な雰囲気を感じさせる京都駅ビルは 1997 年に建てられたものだそうで、京都駅舎としては 4 代目とのこと。
迷子になりそうになりながらも、どうにか案内看板を探しながらエスカレーターを利用して移動していきます。人は少なめですが、全くいないということもなく、同じように空中往路へと向かうと思われる方がちらほらと見られました。
途中で通った駅の東側の広場にはピアノが設置されていて、どなたかが素敵な音楽を奏でていました。こういう広々としたすてきな空間で演奏するの、気持ちよさそうですよね。ピアノ弾けないけど…。
ピアノの演奏を聴きながら、空中往路へとつながる最後のエスカレーターに乗っていきます。結構長いエスカレーターで、かなり高いところまで一気に運んでくれます。
ぐるぐるとエスカレーターを乗り継いで、空中往路に到着。ここまでは窓などが少なくほとんど駅の外の景色を見ることができませんでしたが、ようやく外の景色を見ることができます。
京都駅ビルの空中往路は、もう 20 年以上が経っているはずなのに近代的というかなんだか近未来的な雰囲気すら感じます。ところどころに京都駅の北側の景色が一望できるスペースがあり、正面には京都タワー、その奥には東本願寺などのお寺の姿が見られます。
京都は景観保護のため建築物の高さ制限がありますが、京都駅周辺は特例措置で制限が緩和されているようで、周辺に遮るものが何もなくて本当に遠くの方まで見渡すことができます。
夜には「STAR BRIDGE」と題されたイルミネーションも楽しめるそうで、その案内が空中往路に掲示されていました。宿泊でもしないとなかなか夜に京都を訪れるというのは厳しそうですが、機会があれば見に来たいです。京都タワーもライトアップとかされるんだろうか…。
大混雑の京都の中でも比較的人が少ないので、のんびり駅周辺を歩きたいときには良いかもです。