新世界を通って大阪環状線の天王寺駅から新今宮駅までを歩く
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先日、梅田やなんばに次ぐ大阪の繁華街・天王寺にある JR 天王寺駅から大阪環状線でひとつ隣の新今宮駅まで を歩いてきました。天王寺駅と新今宮駅の間には新世界と呼ばれる通天閣周辺に広がる賑やかなエリアがあり、寄り道でそのあたりをうろうろとしながらの休日散歩ということで。
まず訪れたのは JR 天王寺駅。大阪環状線が乗り入れるだけでなく奈良方面へと向かう大和路線や和歌山方面へと向かう阪和線が乗り入れていて、この駅からそれぞれの方面へと分かれていきます。
駅前には立派な歩道橋が整備され、天王寺駅の駅ビルである「天王寺ミオ」や隣接する近鉄大阪阿部野橋駅などを繋いでいます。屋根のある歩道橋なので、雨の日でも濡れずに移動できて便利です。
歩道橋から地上へと下り、大阪環状線の線路の南側を通る大通りを西へと歩いていきます。少し歩いて後ろを振り返れば、高さ 300m を誇る「あべのハルカス」の姿がよく見えます。やっぱり周辺の建物と比べてもめちゃくちゃでかい。
なんやかんやで今まであべのハルカスの展望台とか美術館とか行ったことがないので行ってみたいなとは思っているのですが、「まあいつでも行けるし…それにそれなりにいいお値段するし…」と躊躇し続けてそれなりに経ちました。いい加減行くべきかもしれん。
この日は空一面どんよりとした厚い雲が覆っていて、今にも降り出しそうな空模様。スマホの天気アプリを見ればもうすぐ雨が降り出す的な内容が出てきます。「どうにか駅につくまでは降らないでくれー!」と祈るような気持ちで歩いていきます。
阪神高速の高架の下を通り抜けると、徐々に観光客の姿が増えてきます。ここから北へと進路を変え、JR の線路の高架下を潜り抜ければ大阪を代表する観光地のひとつ「新世界」エリアが広がります。
南側から入ると、まず見えてくるのは「ジャンジャン横丁」と呼ばれる道の幅がめちゃくちゃに狭いアーケード商店街。正式な名前は「南陽通商店街」らしい。
中で将棋を楽しむひとたちがたくさんいるお店や、大阪といえばの串カツ店など、多くのお店と多くの観光客がひしめき合っています。途中にあった、なにやら最近流行ってるらしい高く積み上げられたベビーカステラのお店や、「ミックスジュース発祥の店」という案内がされたお店が気になります。
外国からの観光客や、休日ということもあって国内からの旅行客も多くて大混雑だったので、今回はお店に立ち寄ったりはせず通り抜けるだけにしました。天気が良くてもうちょい空いてそうなタイミングにゆっくり見て回りたいです。
やたら串カツ店と射的の店と派手なシャツを売ってる店が並ぶ空間を歩いていくと、見えてきたのは大阪のシンボル「通天閣」。大阪らしい見た目が賑やかな通りの奥にその姿があります。
高さは 108m とそれほど高くはありませんが、周辺の建物が低めなので存在感があります。いかにも新世界といった雰囲気の場所なので、多くの観光客が立ち止まって写真撮影をしていました。
そんな賑やかな場所から西へと進んでいくと、地下鉄堺筋線でおなじみの大通り「堺筋」に出ます。ここまで来ると新今宮駅はもうすぐそこです。
新世界のあたりへ寄り道しながらではありましたが、それでも天王寺駅を出てから新今宮駅までは 30 分かからないくらいで到着しました。天気もなんとか雨が降り出さずにもってくれました。
有名観光地を気軽にフラッとお散歩できるのは大阪に住んでる人の特権、思ったより楽しかったです。おつかれさまでした。