奈良を代表する銘菓な横田福栄堂のみそせんべいを食べる
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近鉄大和西大寺駅から歩いて 10 分ほどのところにある和菓子屋「横田福栄堂」さんで 奈良を代表する銘菓のひとつらしい「みそせんべい」 を買ってきました。わざわざ店舗のほうまで行かなくても駅のお土産売り場などに置いてありましたが、和菓子屋さんのお店の雰囲気を感じるのがすきなので駅から少し歩いて行ってきました。
この日はあいにくの雨。ひどい大雨という感じではないですが、傘をさしながら駅前の大通りから一本入ったところにある細い道を進んでいくと、お店が見えてきました。
思っていたよりもだいぶ細い道で「本当に道あってる…?」ってなりながらたどり着いた住宅街にひっそりと存在しているお店は、いかにも和菓子屋といった雰囲気。創業から 70 年以上も奈良で愛されてきたそう。
店内にはお客さんはおらず、私がお店の中へと入ると奥からお店の方が出てこられました。並んでいる商品のほとんどが煎餅などの焼き菓子的なものですが、かなりたくさんの種類があります。元々はみそせんべいだけを買う予定だったのですが、思わず近くにあった豆の入った煎餅を一緒に買ってしまいました。こういうのめっちゃすき…。
現金払いだけかと思いきや、クレジットカードや PayPay・LINE Pay にも対応されていました。最近は現金を使うのはラーメン屋だけみたいなところがあって、財布にあまり現金が入っていないので助かります。
ひとつひとつ個包装されたみそせんべいは、開けてみると半円型の煎餅。やや分厚めのまん丸な煎餅を折りたたんだような形状をしています。袋を開けた瞬間から香ってくる味噌の良い匂い。この奈良の地で親しまれてきた 「五徳味噌」という味噌が生地に練り込まれている そう。
食べてみると、最初の一口めは予想よりも味噌の存在感は薄め。煎餅なので固さはありますが、その形状的に中に空洞があるので簡単に割れます。食べ進めていくと、最初はあまり感じられなかった味噌の風味が徐々につよくなっていき、甘めな後味がクセになる感じ。おいしい。
パッケージには「奈良県知事賞受賞」という記載が。どれくらいすごい賞なのかは分からないですが、地元の人に愛され続けるのもわかるおいしいみそせんべいでした。
もうひとつ買ったほうは、「まあ開けちゃったらすぐ食べきらないとだよね…」などと言いながら食べてたら 30 分もしないうちに空になってました。恐ろしいうまさだ…。鹿サブレという商品も有名らしいので、また奈良を訪れた際には買ってみようかなと思います。