水族館とイルカの像があるノシャップ岬へ行ってきた
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最北のまち稚内にある ノシャップ岬へ行ってきました🐬 日本最北端の地として有名な宗谷岬の、宗谷湾の挟んだ対岸にあり、漢字では野寒布岬と書くそう。稚内駅を通ってノシャップ岬のほうへと向かう路線バスが比較的高頻度で運行されていて、アクセスも良好。そんなノシャップ岬へバスに揺られながら行ってきました。
バスに乗ってやってきたのは「ノシャップ」というバス停。最北端の駅である稚内駅から 20 分間隔くらいでバスが出ており、乗車時間は 10 分ほど。本数も少なくて移動に 1 時間近くかかる宗谷岬よりも、かなり行きやすい場所です。
アイヌ語の「ノッ・シャム」という言葉が語源となっていると言われていて、これは「岬のそば」「岬がアゴのように突き出たところ」という意味だそう。一般人が行くことができる日本最東端の岬が「ノサップ岬(納沙布岬)」という名前で、こちらも同じ語源っぽい。名前を間違えないよう注意が必要です。
バス停のそばには、エゾシカと思われる鹿の姿が。めっちゃいる。稚内の街を歩いているとよく見かける鹿、見ているとなんだかのんびりしていて癒やされます。
ノシャップ岬まではバス停から歩いて 10 分ほど。のんびり鹿を見ながらゆっくり北へと歩いていきます。
ちょうどお昼時ということで、途中にあった「樺太食堂」さんで「生うに三色丼」をいただきました。ウニやほたて、カニなどが乗った豪華などんぶりで、お値段 3,630 円。どんぶりと一緒にオリジナルと思われるのステッカーをいただきました。
ウニってあまり食べたことがなかったのですが、北海道の北の海のすぐ側のお店で出てくるウニ、おいしいに決まってますよね。稚内でよく穫れるらしいほたては生ホタテと漬けホタテの 2 種類が乗っています。観光地価格なのかは分かりませんが、おいしいからオッケー👌大満足です。
ウェブサイトのドメインが「unidon.net」、ウニ推しがすごい。今回いただいた生うに三色丼よりもたくさんのウニが乗ったメニューもあるようでした。
おいしい海の幸を食べた後は、再び海の方へと歩いていきます。到着したのはかわいらしいイルカの像がある広場。「ノシャップ岬」と趣のある文字で書かれた看板が建てられています。
ちょっと雲が出てきたけれど、海の向こうにうっすらと利尻富士と思われる山の姿も見えます。
宗谷岬ほど人は多くなく、私の他には数名ほど。訪れたタイミングがたまたまそうだっただけかもですが、なんかやたらカップルが多かった感。ひとりで来ている人は少数派なのかも。
近くには「ノシャップ寒流水族館」という日本最北の水族館があります。愛称は「わっかりうむ」というそう。
海遊館とかサンシャイン水族館のような都会のオシャレな水族館という感じではなく、施設の大きさも小さめではありますが、やたら食べられる魚とかカニとかの展示がされていたり、ドクターフィッシュ体験なるものが存在していたりと思っていた以上に楽しめました。
水族館の隣には「稚内市青少年科学館」という科学館があり、水族館と同じ入館券で合わせて入ることができます。こちらは名前のとおり科学の仕組みについての展示がされていたり、アンモナイトの化石が展示されていたりしていました。今回はタイミングが合いませんでしたが、プラネタリウムの上映もやっているみたいです。
500 円で水族館と科学館の両方が楽しめるので、結構お得だなというお気持ち。おすすめ。
入り口のあたりには、なんかすごいやる気ない感じのアザラシがいっぱいいました。かわいいね。
稚内というと最北端の宗谷岬にばかり目が行きがちですが、ノシャップ岬も景色が良くてかなり楽しめました。ノシャップ岬は夕焼けがきれいらしいので、次また行く機会があれば夕方に行ってみたいです。