なら工藝館へ奈良の伝統工芸品を見に行ってきた
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先日、奈良にある 「なら工藝館」へ行ってきました🦌 奈良時代には平城京に都が置かれ、都のある奈良の地にはペルシャやインド、中国をはじめとする様々な国々から数々の技術が持ち込まれました。1,300 年以上の時とともに培われてきた日本の伝統工芸、その原点を知る・学ぶことができるのが、今回訪れた「なら工藝館」という施設だそうです。
場所は近鉄奈良駅から南へ伸びるアーケード商店街を抜けた先。歴史ある街並みに馴染むおしゃれな外観の施設で、無料で入館できます。
展示室には奈良の伝統工芸品が多数並べられていました。写真撮影は OK とのことだったので、ときどき写真を撮りながら展示されている品を見て回ります。
一般的な美術館などと違い展示されている工芸品の多くには金額が書かれており、数万円ほどのものや数十万円するものなど様々。金額が書かれているものは購入することも可能なようです。
私が訪れた日には「赤膚焼き」という陶器の作家さんが展示室内に設けられた実演コーナーに居られ、制作の実演をされていました。
展示されている工芸品を見るだけでなく、奈良筆という筆で写経を体験できるコーナーがあったり、奈良晒という晒を実際に触って工場でつくられた量産品と比べてみることができるコーナーがあったりと、視覚だけでなく触感で工芸品を知ることができるようにもなっていました。
展示室には金額が書かれた工芸品がありましたが、それとは別にミュージアムショップ的な販売コーナーが館内にあり、そちらにはコップや皿、ふきんや箸など普段遣い出来そうな工芸品が並んでいました。
素敵な工芸品を購入…はしませんでしたが、長い年月をかけて培われてきた技術を感じられる素敵な時間を過ごすことができて良かったです。