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真夏にエアコンが故障して大変だった話

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ひらたけ

気温が 35 度を超すような猛暑日が続いていますが、そんな どうしようもなく暑い夏にエアコンが故障 してしまいました。私が今住んでいる家は賃貸なのですぐに管理会社のほうへと連絡をしたのですが、全国でエアコンの故障が増える夏の時期ということもあって 業者の方が修理に来られるまで 1 週間かかる と言われてしまい、1 週間エアコン無し生活がスタートしました。


エアコンの状態としては、電源を入れてから何時間待っても部屋が全く涼しくならないというもの。棚の奥深くからエアコンの取扱説明書を引っ張り出して、それを読みながらコンセントを引っこ抜いてみたり動作チェックを行ったりなどしてみると、どうやら 「冷媒不足」という状態 のよう。

日常的に使っているエアコンですが、その仕組みはあまりよく知らなかったので調べてみると 部屋の中の熱を部屋の外へと追い出すことで涼しくしている そう。熱を外へと運ぶ際には冷媒(ガス)が使われているそうで、これが何らかの原因で足りなくなってしまったために熱を外へと運び出すことができず、部屋が冷えなくなったという状況のようです。

そんなこんなで部屋を涼しくできなくなったわけですが、そうなると部屋の温度は上がっていくばかり。外の気温は 35 度を超え、パソコンや冷蔵庫など熱が発生する電化製品が置いてある室内の温度は 40 度近くまで上昇。

熱中症にならないよう水分や塩分をこまめに摂取しつつ、窓を開けたり扇風機をぶん回したりしてどうにか生活を続けましたが、一番大変だったのは夜。防犯上、窓を開けたまま寝るわけにもいかなかったため閉めて寝ていたのですが、暑さで 3 時間ほどで目が覚めて眠れないという日が続きました。

ファーストキャビン西梅田の写真

あまりにも眠れず、熱中症より睡眠不足で倒れそうだったので、悩んだ末にホテルを予約。とにかく寝られるならどこでも良いやという気持ちで、他のホテルよりも安価だった ファーストキャビン というホテルを予約しました。カプセルホテル的な感じのホテルっぽい。

こういった形式のホテルには宿泊したことがなかったのですが、建物や施設内も清掃が行き届いており非常にキレイでしたし、フロントでは利用方法を丁寧に説明してくださったので分からないこともなく。

客室の入り口に鍵をかけることが出来ず、上から下ろすシャッターのようなカーテンで仕切るだけなので周囲の音が色々聞こえましたが、とんでもなく寝不足だったおかげで横になって気づいたら朝という感じでした。数日ぶりのまともな睡眠、気持ち良すぎる。


大阪に住んでいるのに大阪のホテルに宿泊したり、空調の効いたオフィスで仕事をしたり、涼しいショッピングモールなどで休んだりしながら、1 週間のエアコン無し生活をどうにか生き延びました。業者のかたに冷媒のガスを補充していただき、現在は室内機から冷たい空気が出ています。圧倒的感謝。

夏場にエアコンが壊れると大変ですね…。もし動かなくなってしまったときは、無理せず倒れる前に涼しいところへ避難するようにしましょう。