南海電鉄の特急ラピートで関西国際空港へ行く
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大阪なんばと関西国際空港とを結ぶ 南海電鉄の特急ラピートに乗車してきました🚃 ラピートというのはドイツ語で「速い」という意味だそうで、南海電鉄最大のターミナル駅であるなんば駅から関西空港駅までは たったの 30 分と少しという短い時間 で移動することができます。
特急ラピートに乗車するため、やってきたのは南海なんば駅。大阪ミナミの繁華街にある南海電鉄最大の駅で、今回乗車する特急ラピートの始発駅でもあります。
阪急大阪梅田駅に次ぐ国内で 2 番目の規模を誇る、横一列に線路がズラリと並んだ巨大な頭端式ホームに圧倒されながら、特急ラピートが発着する 9 番乗り場へと移動します。
海外へと向かう飛行機が多数発着する関西国際空港へ向かう列車ということもあり、ホームには大きなキャリーバッグを持った外国人の方が大勢見られました。
出発時刻が近づき、今回乗車する列車がホームへとやってきました。
私は実家が北陸の方のなので「特急列車」というとサンダーバード号が思い浮かぶのですが、それとは全く異なる全身青いボディに鋭い先端。「レトロフューチャー」をデザインコンセプトとしているそうで、なかなか特徴的で斬新なカッコいいデザインをしています。
特急ラピートに乗車するには、通常の切符のほかに特急券が必要となります。今回はネットで特急券が購入できる「南海・特急チケットレスサービス」を利用して、事前に特急券を購入しました。
南海電鉄では、この「南海・特急チケットレスサービス」を利用した場合に、特急ラピートの一般的な座席「レギュラーシート」と同じ値段で「スーパーシート」という上位の座席を予約できる「特急ラピートアップグレードサービス」というサービスをやっているとのこと。
せっかくなので、今回はこちらを利用して関西国際空港までスーパーシートの座席を指定しました。
スーパーシートのある 5・6 号車へと乗り込むと、どこかレトロな雰囲気を感じる空間が広がっていました。窓が楕円形なのがなんだか飛行機の窓みたいで、列車っぽくなさを感じます。
高級感ある座席は幅が広くて窮屈さは全くなく、前後の座席との間隔にかなりゆとりがあります。背もたれを倒すときに後ろの人をあまり気にし過ぎなくて良いのは助かります。
肘掛け部分にはドリンクホルダー的なものが付いていて、移動中に飲むペットボトル飲料などを近くに置いておくことができます。
定刻になり、列車はなんば駅を出発。今回乗車した列車の停車駅はなんば駅と関西空港駅を含め 8 駅。時間帯によっては、より停車駅の少ないものもあるようです。
座席が快適すぎてあっという間に寝落ちしてしまい、気づいたら関西空港駅に到着していました。
関西国際空港まで快適に移動できる特急ラピート、初めての乗車でしたがとても良かったです。次に乗るときは、もうちょっと景色を楽しみながら移動したいです。