石川県庁の展望ロビーから金沢の街を見る

石川県の県庁所在地である 金沢市にある石川県庁の展望ロビーへ行ってきました🏙 北陸新幹線も発着する金沢駅の、兼六園などがある兼六園口とは反対側の出口である金沢港口を出て真っ直ぐ進んだ先にある石川県庁。その 19 階が展望ロビーとして開放 されており、東西南北 360 度のガラス張りの窓になっていて景色を見ることができるようになっています。

• 19階展望ロビー | 石川県

鼓門やもてなしドームのある兼六園口と比べると人がまばらな金沢港口。以前は西口という名称だったこの出口を出てすぐのところにある金沢駅西口バス停から北鉄バスに乗車し、バスに揺られること 8 分。堂々とした佇まいの立派な県庁舎が見えてきました。

県庁舎は「行政庁舎」「議会庁舎」「警察本部庁舎」の 3 つで構成されており、展望ロビーがあるのは中央に建つ最も高さのある行政庁舎。建物の高さは 98.8m だそうです。

• 県庁舎のあらまし | 石川県

建物の周辺には「県民の社」という自然豊かな空間が整備されており、兼六園や金沢城公園などの観光客の多い場所と比べて人も少なく落ち着いた雰囲気。

さっそく建物の中へと入り、エレベーターに乗って最上階である 19 階へと向かいます。エレベーターを出てすぐのところに居たのは石川県の観光 PR マスコットキャラクターである「ひゃくまんさん」。

• ひゃくまんさん公式ホームページ | 石川県観光ＰＲマスコットキャラクター「ひゃくまんさん」

金沢が全国一の生産量を誇る金箔を使用した金ピカのボディには、ことじ灯籠や金沢城、白山や能登のキリコなど石川県の観光地などが描かれています。

そして金ピカな「ひゃくまんさん」の後ろに広がるのは青い空に白い雲、そして金沢の街。

手前側の高架の道路は国道 8 号線の金沢バイパスと北陸自動車道。その奥に見える茶色っぽい建物は高さ 130m を誇る、北陸 3 県で最も高いビルである ポルテ金沢 です。金沢駅があるのはこのポルテ金沢のある辺り。

金沢駅とは反対側の窓からは金沢港、そして遠くまで広がる日本海が見えます。天気が悪い日が多いことで知られる北陸地方ですが、この日はきれいな青空が広がっていて、青い海と道路に植えられた街路樹などの緑とのコントラストがきれいだなと感じました。

展望ロビーには喫茶コーナーが存在していて、食事や軽食などをいただくことが可能となっていました。せっかくなので、期間限定だというおいしそうなパフェを注文してのんびり過ごすことに。注文したのは「わらびもち抹茶パフェ」。パフェ自体の見た目も豪華ですが、載ってるお皿も伝統を感じる見た目のもの。現金での支払いの他、PayPay での決済も可能でした。

窓に面したカウンター席からは金沢駅側の景色がよく見え、大変居心地が良かったです。

100m 近い場所から見る観光都市金沢の街、晴れていたのもあって非常にきれいで良かったです。人もそれほど多くはなく落ち着いて過ごすことが出来たので、金沢の港のほうへ用事があるときはまた立ち寄ってみようかなと思いました。