東尋坊に建つタワー「東尋坊タワー」から海の景色を見る
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福井県にある東尋坊を訪れた際に、バス停から東尋坊へと向かう途中にある 東尋坊タワーを訪れ展望台から景色を見てきました🗼 なんとも歴史を感じる見た目をしたタワーでは、地上 55m、海抜 100m からの景色を見ることができます。せっかく東尋坊までやってきたので、チケットを購入して展望台へと向かいました。
タワーの建物の中は、なんだか昭和の雰囲気を感じるもの。訪れたのは 8 月でしたが冷房が付いている様子はなく、壁に取り付けられた扇風機が数台見られました。土産物の販売のほか、観光地によくある記念メダルを販売する機械が設置されていたり、だいぶ色褪せた地図やポスターなどの張り紙が多数あったりといった感じ。
展望台へと向かうチケットは 1 枚 500 円。支払いには現金のほか、福井県のデジタル地域通貨である「ふくいはぴコイン」が使用可能となっていました。
展望台へと向かうエレベーター内には「東尋坊の伝説」という、東尋坊の由来について書かれた紙が掲示されていました。
とおい昔、平泉寺というお寺に東尋坊という悪僧がいたそうで、それに困った人々がその東尋坊という悪僧を酒の席に招き、酔っ払ったところを岩の上から海へと向かって突き落としたそう。すると急に空が曇りだし、海は大荒れに。それ以降、この地を東尋坊と呼ぶことになった…ということらしい。
エレベーターで展望台へと上がると、窓の外には雄大な景色が広がります。東尋坊らしい断崖絶壁はちょっと見づらかったですが、遠くまで広がる青い海がきれいに見え景色は良かったです。
1 階は冷房が付いていませんでしたが展望台のフロアは涼しく、空調が効いているようでした。座って休むことの出来る椅子が設置されているほか、ストレスチェックと書かれた謎の装置があるなど結構独特な空間。昔はこういうものが様々な場所に置かれていたのでしょうか…。
海の景色と昭和感溢れる建物を見られる東尋坊タワー。展望台から断崖絶壁が見えないのは少し残念ではありましたが、景色は非常に良かったです。