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兵庫県立歴史博物館へ姫路城や兵庫県の歴史を学びに行く

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ひらたけ

兵庫県内の歴史や姫路城のことについて学ぶことのできる、姫路城の北側にある 兵庫県立歴史博物館へ行ってきました🏯 兵庫県の県庁所在地は皆さんご存知神戸市ですが、そんな神戸市以外の場所に県立の歴史博物館があるってなんだか珍しい感じがするなとか考えつつ、兵庫の歴史を学んでいきます。

兵庫県立歴史博物館があるのは、兵庫県姫路市。世界遺産にも登録されている国宝の姫路城のすぐ北側にあります。白鷺城とも呼ばれる姫路城をイメージした建物は、壁は石垣を、空調用の換気口は狭間を表しているそう。

兵庫県立歴史博物館の写真

令和 3 年の秋ごろから大規模な改修工事が行われ、昨年の令和 5 年の春にリニューアルオープンしたそう。

内部は無料で入ることのできる 1 階の無料ゾーンと、200 円のチケットを購入することで入ることのできる 2 階の有料ゾーンに分かれていました。今回はせっかくなので有料のチケットを購入し、2 階を含め全てのエリアをぐるりと見て回りました。

兵庫県立歴史博物館のガラス細工の写真

展示がある部屋へと向かう途中に置かれていたのは、ガラスでつくられた姫路城。キラキラと輝いて目立っていたので、通り過ぎようとしたときに思わず 3 度見くらいして立ち止まってしまいました。アメリカのカンザス州立大学より天皇皇后両陛下に贈られたものとのこと。

兵庫県立歴史博物館の写真

1 階の無料ゾーンは、兵庫県ゆかりの仏教文化や美術品、江戸時代から昭和の時代にかけて使われていた生活道具などが展示された「美術とくらし/ライブラリー」、博物館の収蔵品を紹介するミニ企画展示室「コレクションギャラリー」、実際に昔のおもちゃで遊んでみたり展示品に触れたりできる「みんなの家」、姫路城に関する展示がされている「姫路城大解剖」の 4 つのエリアに分かれていました。

どのエリアも興味深いものでしたが、特に気になったのは「姫路城大解剖」のエリア。姫路城の内部を見ることのできる、縦半分に割ったような大きな模型が設置されていたり、姫路城を見学するときのポイントが書かれていたりと、実際に姫路城へ行く前に見ておくと良さげな情報がいっぱいありました。

兵庫県立歴史博物館の写真

無料ゾーンを見た後、2 階へと上がって有料ゾーンへと入ります。購入したチケットに印刷された QR コードをゲートへかざすことで中に入ることができます。

有料ゾーンは「ひょうご五国のあゆみ」「歴史回廊」「こどもはくぶつかん」「ひょうごの祭り」「日本の城大百科」の 5 つのエリアに分かれています。有料の場所というだけあって、1 階の展示に比べると置いてあるモノの数が多かったり、展示の仕方が工夫されていたり。

兵庫県立歴史博物館の写真

「日本の城大百科」のエリアには現存する 12 天守を 50 分の 1 にした模型が並べられていて、それぞれを比較できるようになっていました。明らかにひとつだけ飛び抜けてサイズの大きなものがあり、これがすぐ近くにある姫路城。

私は今回この兵庫県立歴史博物館へ来る前に姫路城を訪れたのですが、過去に訪れたことのある城と比べてそのスケールのデカさが圧倒的だなと感じました。模型で比べてみると、こんなに違うんだと思わされます。

兵庫県立歴史博物館内のカフェの写真

兵庫県立歴史博物館の中にはカフェも併設されていて、せっかくなのでこちらでドーナツと飲み物のセットを注文しました。涼しい場所で姫路城を見ながらゆっくり過ごすことができ、とても良かったです。


兵庫県立歴史博物館へ兵庫県の歴史などを学びに行きましたが、昭和レトロな人形や看板などが展示されているエリアや、大きな神輿などが展示された兵庫県内の祭りについてのエリアなど、歴史に詳しくなくても見ているだけで楽しいものも多く、思っていたよりも楽しめました。