新大阪駅から梅田までを徒歩で行く
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先日、大阪の新幹線の玄関口である JR 新大阪駅から大阪の繁華街・梅田までの間を散歩してきました🚶 この区間は JR 線や地下鉄御堂筋線の列車が多数走っており、こちらに乗車すれば JR であれば 4 分ほど、地下鉄であれば 6 分ほどで移動できてしまいますが、たまには自分の足でのんびり歩くのもいいなあということで。
スタート地点は 東海道・山陽新幹線も乗り入れる JR 新大阪駅 です。新幹線で大阪を訪れる場合にまず最初に降り立つことになる駅で、大阪駅や京都駅のほうへと向かう新快速列車や、関西空港・和歌山や山陰などへ向かう在来線特急も発着する大阪の玄関口。
JR 線だけでなく Osaka Metro 御堂筋線も通っており、なんばや天王寺方面へと向かう場合でも新大阪駅での乗り換え 1 度だけで目的地へと向かうことができます。
周辺は繁華街といった雰囲気ではなく乗り換えで利用する人ばかりな新大阪駅ですが、将来的にはリニア中央新幹線や北陸新幹線の駅が建設される予定ですし、阪急電鉄が十三駅と新大阪駅を結ぶ新線を建設する計画を発表していて阪急沿線へのアクセスが向上しそうだったり、新大阪駅周辺が都市再生緊急整備地域に指定されていたりと、今後の発展が期待されるエリアです。
新大阪駅といえば、駅の南側に積み上げられた石のオブジェ。これは「タイムストーンズ 400」という、大阪城築城 400 周年を記念して大阪城の石垣の石をモチーフにした巨石を積み上げたもの。近くで見るとかなりの高さがあり、倒れてこないかとちょっと心配になります。
タクシーやバスなどが途切れること無くやってくる道路を渡り、JR の線路の下をくぐって歩いていくと、大きな高架の道路が見えてきます。新御堂筋と呼ばれるこの道路は、このまま南にある淀川を超えて梅田のほうへと続いています。
新御堂筋の高架下の歩道を歩いていくと、見えてきたのは阪急電鉄の南方駅。阪急京都線の駅で、大阪梅田や京都河原町のほうへと向かう列車が発着しています。近くには地下鉄御堂筋線で新大阪駅のひとつ隣の駅である西中島南方駅もあります。
どちらの駅名にも「南方」が入っていますが、阪急の駅の方は「みなみかた」、地下鉄の駅の方は「にしなかじまみなみがた」と読み方が若干異なります。ややこしい。
南方駅周辺は飲食店が数多く集まっていて、特にラーメンに関しては大阪でも屈指の激戦区。大阪でトップクラスに有名なラーメン屋「人類みな麺類」もこの駅の近くに存在しています。私も何度かお店の前を通っていますが、いつ見ても長い行列が出来ていて「今日は…まだその時ではないかもしれない」などと言いながら通り過ぎるのを繰り返しています。いつか行きたい。
東西方向に伸びる淀川通という大通りを越えて、その先にある階段をのぼって高架の新御堂筋の歩道へ。ここから新淀川大橋という橋を歩いて、大阪市内を流れる一級河川の淀川を渡っていきます。
新淀川大橋の真ん中には地下鉄御堂筋線の線路が通っており、梅田方面への道路と新大阪方面への道路との間を数分おきに列車が走り抜けていく姿を見ることが出来ます。
橋の東側に見えるのは JR の線路。こちらも JR 京都線やおおさか東線などの普通列車や特急列車などさまざまな列車が何本も行き交っているのが確認できます。
橋の南側では、高速道路の工事が行われていました。現在淀川の南側では阪神高速道路の淀川左岸線延伸工事が進められており、ちょうどこのあたりに出入口(インターチェンジ)がつくられるみたい。ぐるりとカーブを描くような真新しい道路が橋の途中から伸びていました。
淀川を越えたところで階段を降りて、新御堂筋とはお別れ。しばらく歩いていくと御堂筋線の中津駅が見えてきました。この駅は先ほど通った西中島南方駅のお隣の駅で、この中津駅の次の駅が梅田駅となります。
大通りを歩き阪急電鉄の線路の高架下をくぐると、歩く人の数が一気に増えてきます。背の高いビルが道路沿いにいくつも建ち並びます。そして新大阪駅を出発してからおよそ 1 時間ほど、ようやく大阪「キタ」の繁華街である梅田に到着しました。
眼の前に見えるまだまだ新しそうな建物は リンクス梅田 という商業施設。その奥には都会の象徴 ヨドバシカメラ があります。
この梅田周辺にはつい先日も新しいビルや商業施設などが開業するなど、発展が著しいエリア。地上だけでなく地下にも通路がたくさんあって、テキトーに歩くとすぐ迷子になってしまいます。ときどき梅田ダンジョンを攻略すべくあちこち歩くようにしているのですが…攻略できる日は来るのでしょうか。
列車に乗ればわずか数分で移動できる距離ですが、歩くとかなり時間がかかりますね…。おつかれさまでした。