ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの周りをぐるりと散歩する
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日本中どころか世界中から人が訪れる 大阪市にあるテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」🌏️ アメリカのテーマエンターテインメント協会が発表した 2023 年の来園者数で世界 3 位 となるなど、その人気は圧倒的。そんなユニバーサル・スタジオ・ジャパン……へは行かず、その周りをぐるりと散歩してきました。
やってきたのは JR 桜島線の桜島駅。JR ゆめ咲線という愛称が付けられているこの路線は、大阪環状線の西九条駅から今回訪れた桜島駅までのわずか 4 駅しかない短い路線です。
そんな JR ゆめ咲線の桜島行きの列車の中は、休日ということもあり終点の桜島駅のお隣の駅でユニバーサル・スタジオ・ジャパンの最寄り駅である「ユニバーサルシティ駅」へ向かう人たちでいっぱい。
子どもを連れたご家族やカップルらしき若い男女、外国人観光客のグループなど様々だけれど、「これからいっぱい遊ぶぞ！」というワクワクした気持ちが伝わってくるのはみんな一緒。見ていると、こちらまで楽しい気分になってきますね。
終点の桜島駅で下車し改札を抜けると、正面にはかなり高いところを通る高架の道路が見えます。これは阪神高速 5 号湾岸線の天保山大橋で、全長は 640m。船が航行できる高さを確保するため、海上より 52m の高さに架設されているそう。
その名前の通り天保山という山のそばを通る橋ですが、天保山は標高 4.5m という低すぎる山。低すぎて桜島駅からは見ることが出来ません。天保山を見ることは出来ませんが、そのすぐ近くにある 天保山大観覧車 の姿は確認することができます。こちらは高さ 112.5m。山よりデカい観覧車。
桜島駅を出て、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの周りを時計回りに歩いていきます。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンへと向かうお客さんの多くがユニバーサルシティ駅で下車したものの、思っていたよりも降りない方が多く「なんでだろう？」と感じていたのですが、歩いていくと従業員のかた用の入り口がありました。
桜島駅を下車された方の多くがそこから中へと入っていくのが見えて、なるほどと納得。多くの人がやってくるテーマパークでは、それを支えるために本当に多くの方が働いているんですね。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの南西の角あたりから歩き始めて北へと歩いていくと、見えてきたのは駐車場への入り口。近くに阪神高速のユニバーサルシティ出口があるので、車で訪れた人たちがアクセスしやすいようになっています。
私は車を運転できないので地図で確認しただけですが、このあたりの高速道路は入口がなく出口だけだったり、料金所が無い出口があったり（ETC の装置は設置されているっぽい？）、高架の道路がいっぱい積み重なっていたりと複雑。都会の道路こわすぎる。
私は慌てまくってとんでもないことになりそうなので、こういうのを見るたびに「一生ペーパードライバーでいいや…」という気持ちになります。車が必須な地方には住めないね…。
上に高速道路が通る北港通に着いたら、ここからは東へと進む方向を変えて歩いていきます。道の雰囲気は港近くの工場地帯といった雰囲気で、テーマパークの近くといった感じはありません。
歩道は草木が生い茂り、虫が苦手なので夏場には来たくないなという見た目をしています。人通りも多くありません。
工場が立ち並ぶユニバーサル・スタジオ・ジャパンの北側を抜け、ユニバーサルスタジオ東交差点から南へと方向転換し歩いていきます。先ほどまでとは雰囲気がガラリと変わり、南国感のある背の高い木が道路の中央に植えられ、絶叫系のアトラクションを楽しむ人々の声や壮大な雰囲気の音楽などが聞こえだします。
遠くにはリゾート感のある大きなホテルの姿がいくつも見え、歩いていくにつれて求めていた景色が近づいてきます。これだよこれ、決して工場やらなんかすっごい自然豊かな歩道やらを見たかったわけじゃないのだわ。
南へと歩いていき、ユニバーサルシティ駅の近くまでやってきました。「さくらじまりっきょう」と書かれた特徴的な形をしたオブジェが置かれており、この道のすぐ下を JR ゆめ咲線の線路が通っています。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンを訪れた人々の楽しそうな声を聞きながら西へと歩いていきます。
桜島駅を出発してからおよそ 40 分ほど、桜島駅の道路を挟んだ向かい側にある大きなホテルが見えてきました。1 時間はかかるかな、と思っていましたが、思っていたよりも早い戻り。お散歩するにはちょうどいい長さかもですね。おつかれさまでした。
建物に書いてある「LIBER HOTEL」、川の近くにあるホテルだし英語もなんもわからんからずっと「リバーホテル」だと思ってたんだけど、「リーベルホテル」らしい。川は「river」だった。英語、今更だけどちゃんと勉強しようかな…。