岡山駅から後楽園までを徒歩で行く
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先日、岡山を訪れた際に 岡山駅から日本三名園のひとつである後楽園までを歩いてきました🚶 岡山駅から後楽園までは路線バスも多数出ていますし、路面電車も走っていますが、せっかく岡山まで来たので岡山の街を見ながら歩いてみようということで。
スタート地点は 山陽新幹線も停車する岡山駅 です。岡山県の県庁所在地である岡山市の中心駅で、大都会岡山の名前にふさわしい大きな駅。
岡山駅からは非常に多くの路線が伸びており、様々な方面へ向かう列車が発着しています。
山陽新幹線の東の新大阪・東京方面と西の広島・博多方面、山陽本線の東の上郡・姫路方面と西の倉敷・福山方面、岡山県南端の宇野方面へと向かう宇野線、宇野線の途中にある茶屋町駅で分岐して本四備讃線を通って四国へと向かう瀬戸大橋線、岡山県北部の津山方面へと向かう津山線、桃太郎線の愛称が付けられている吉備線、播州赤穂方面へと向かう赤穂線、新見方面へと向かう伯備線。
新幹線の 2 方向と在来線の 8 方向という、書いている私もよく分からなくなってくるくらい様々な方面への列車が JR 岡山駅から発着しているようでした。
さらには JR 岡山駅のすぐ近くには岡山電気軌道の路面電車が走っており、その岡山駅前電停があります。この岡山駅前電停からは、東山線という路線と清輝橋線という路線の路面電車が発着しています。この岡山駅前電停は JR 岡山駅から少し離れたところにありますが、現在岡山駅前広場への路面電車乗り入れ整備事業が進められているそう。
現在は JR 岡山駅を出て路面電車に乗車しようとすると、駅前の交通量の多い道路で信号待ちをして横断歩道を渡らなければならないですが、2026 年に完成予定のこの工事が終われば乗り換えがかなり便利になりそうです。
岡山駅を出て、駅前から東へと伸びる「桃太郎大通り」という名前のつけられた道路を歩いていきます。通り沿いには大きな家電量販店や商業施設、オフィスビル、マンションなどが並び都会的な雰囲気。道路の中央を路面電車が走っていることもあり、道路の幅がめちゃくちゃ広いなと感じました。歩道もなんだか広々。
しばらく歩いていくと、東西方向へ伸びる桃太郎大通りと南北方向へ伸びる柳川筋という道路が交差する柳川交差点が見えてきました。信号機が赤でも左折が可能な左折導流路が付いた交差点で、四隅にはラグビーボールのような形をした広場のようなスペースが整備されています。
車道部分と広場部分を合わせるとだいたい円形になっていて、なんだか変わった雰囲気の交差点。路面電車の線路は、この柳川交差点から東へ向かう東山線と南へ向かう清輝橋線に分かれています。
柳川交差点からさらに東へとまっすぐ歩いていくと、特徴的な円柱っぽい形をした建物が見えてきました。岡山シンフォニーホール という施設だそうで、2001 名収容の大ホールとイベントホールやスタジオなどがある建物らしい。
岡山シンフォニーホールのそばには路面電車の城下電停があり、路面電車で後楽園へと向かう場合にはここが最寄りとなります。
城下電停近くに設置された看板に従い、交差点を左へと曲がって北へと進行方向を変えて歩いていきます。この道路は城下筋という名前が付けられているようです。
道路沿いには 岡山市立オリエント美術館 や 岡山県立美術館、テレビ局の建物など大きな施設が建ち並びます。
岡山県立美術館のそばの交差点に設置された看板に従って、城下筋から細めの道へと入っていきます。しばらく進むと後楽園口という文字が見え、後楽園まではもうあと少し。
旭川という川に架かる鶴見橋という立派な橋を渡ると、ようやく後楽園に到着。岡山駅を出発してからのかかった時間は 30 分ほどでした。
路面電車と並んで歩くというのがあまり経験がなかったので歩いていて楽しかったです。おつかれさまでした。