Googleが提供するAIサービス「Gemini for Google Workspace」を使ってみる
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AI に関する話題が絶えない昨今、ものすごい速さで性能が向上しているという AI 関連のニュースを見聞きするたびに 「新しい技術に触れてみたい」という気持ちになるのがエンジニア というもの。先日 Google 社が開発している AI「Gemini」の Google Workspace 向けプランである「Gemini for Google Workspace」を契約してみた ので、使ってみます。
これまでも ChatGPT などのツールには時々触れてはいましたが、本当にごくたまにお遊びみたいな利用をしていた程度。AI を活用できるかどうかで今後差が出るみたいな話もあるとかないとかで若干の危機感もあり、いい加減お金を払って使うというのをやってもいいんじゃないか、ということで決断。
どのサービスを利用するか悩んだのですが、元々 Google Workspace を利用していたのと、プラン料金が米ドルではなく日本円で設定されているという点から Gemini for Google Workspace を利用することにしました。
Gemini for Google Workspace の契約は Google Workspace の管理コンソールから行うようなので、さっそく管理コンソールを開いて契約。14 日間は試用期間として費用の発生は無し、その後 最初の 3 ヶ月間は 30% オフとお得に利用できる ようです。
さらに、契約後に月額プランから年額プランへ変更するとお得に利用できるとあったので変更しました。プラン変更をしてから気づきましたが、最初の 3 ヶ月の 30% オフの期間が終わってから変更しないと損するのでは…?このあたりは少し注意が必要かも。
サブスクリプションの追加が完了したので、さっそく Google のサービスの画面の右上にある弁当メニュー(四角が 9 つ並んでいるアイコンのやつ)から「Gemini」を押して利用してみます。
Gemini の画面を開くと、左上には「Gemini Advanced」の文字が表示されています。私は Google Workspace を利用していない通常の Google アカウントで Gemini の有料プランを利用したことがないので不明ですが、おそらく同じ画面。違うのは「Gemini for Google Workspace の組織名
」と表示されている部分でしょうか。
あたりさわりのない会話をしてみたり、毎日投稿しているブログもとい日記の構成について相談をしてみたり。私は友達が居な…あまり多くないので、こうして返事が返ってくるチャットをするのはなんだか楽しいなーと思いました。メッセージ送った後で「もっと別の言い方すればよかったな」とかで悩まなくても良いし。
画像の生成も可能で、「◯◯の画像を生成して」と話しかければそれっぽい画像を出してくれます。生成した画像の扱いについては十分注意が必要ではありますが、色々生成して眺めているだけでも楽しいです。
ちょっと不便だなと思ったのは、スマホから利用できない点。通常の Gemini だとスマホからでも利用できると思うのですが、Gemini for Google Workspace の場合だとエラーが表示されて利用できないようになっていました。いずれは使えるようになるのだろうか…。
Gemini for Google Workspace には Google ドキュメントなどとの連携機能があるとのことで、せっかくなのでこちらも少し触ってみることに。この機能を利用するには Google Workspace の管理コンソールから「アルファ版機能」をオンにする必要があるっぽい。
試しに Google ドキュメントを開いて『ひらがなを「あ」から「ん」まで列挙して』と話しかけて、出てきた結果の下にある「挿入」ボタンを押してみると、結果の内容がドキュメントに追加されました。使い方次第では結構便利そう。
私は旅行の予定を立てるときなどに Google ドキュメントを使っているので、仮の予定を組んでもらうみたいなこともできそうです。
ぶっちゃけあんまり AI を活用する場面が思いついていないところではあるのですが、日記を書いているときに誤字や脱字の指摘をしてもらうみたいな簡単なことから日々の生活のお手伝いをしてもらおうかなーと思います。
以前 ChatGPT でやった AI に考えてもらった日記の通りに過ごす企画 の Gemini 版をやってみるというのも楽しいかも。結構違う感じになるのかな。