琵琶湖に架かる琵琶湖大橋を歩いて渡ってきた
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日本一大きな湖である琵琶湖に架かる大きな橋 琵琶湖大橋を歩いて渡ってきました🌉 橋の東側は守山市、西側は大津市となっていて、琵琶湖によって隔てられた両市を結ぶ重要な道路となっています。そんな琵琶湖に架けられた長い橋を景色を見ながら歩いて渡ってきました。
やってきたのは琵琶湖大橋の東端、守山市側のほう。駅からは少し離れていますが、近くに ピエリ守山 という大きなショッピングモールがあり、そこへと向かう路線バスや無料のシャトルバスなどが多く走っているため、アクセスはそれほど大変ではありませんでした。
琵琶湖大橋の近くまでやってくると、車道には高速道路のような料金所が見えてきました。この琵琶湖大橋は有料道路となっており、普通車であれば 150 円ほどで通行が可能なようです。
通るのにお金がかかる道路ではありますが、琵琶湖大橋を通らずに東西を移動しようとすると琵琶湖の周りをぐるりと移動しなければならないため、かなり交通量は多め。次から次へと車がやってきていました。
自動車で通る場合にはお金を支払う必要がありますが、歩行者や自転車の場合は無料。橋には歩道も整備されていて、幅も広めで非常に通行しやすくなっていました。
琵琶湖大橋は琵琶湖のちょうどくびれた部分に架けられていて、この橋を境に 南湖と呼ばれる琵琶湖の南側の部分 と 北湖と呼ばれる琵琶湖の北側の部分 とに分かれています。
すぐ近くに見えるのは先述のショッピングモール ピエリ守山。琵琶湖大橋を訪れる前に休憩がてら中をうろうろとしたのですが、館内は広く大勢のお客さんで賑わっていました。一時期は空き店舗ばかりで「生ける廃墟」だの「明るい廃墟」だの言われていたらしいのですが、そんな雰囲気は全くありませんでした。
最初はほぼ水平くらいのゆるやかな上り坂でしたが、真ん中付近に近づくにつれて徐々に勾配が急になっていきます。これは船などが下を航行できるようにするためだそう。この日もボートなどがたくさん橋の下を通っていく姿が見られました。
しばらく歩いて橋の真ん中あたりにやってくると、守山市と大津市の境を示す看板が設置されているのが見えました。琵琶湖の湖上に市境があるみたい。
琵琶湖大橋を歩いているとどうしても気になるのが、横を車が通り過ぎていくときに聞こえる音。なんだか不思議な音が聞こえるなと車道をよく見てみると、追い越し車線側に細かい線のようなものが見えます。
途中に設置されていた看板などによると、この琵琶湖大橋には タイヤの振動音で曲が流れるメロディーロードというものが設置されている のだとか。流れる曲は 「琵琶湖周航の歌」という曲 だそう。車で走るとキレイに曲が聞こえるのだと思うのですが、歩いて橋を渡る場合は横を車が通り過ぎる瞬間にしか音が聞こえないのでどんな曲なのかは分からず。琵琶湖大橋を通る路線バスなどに乗車したら聴くことができるでしょうか。
守山市側から歩いて 1km ちょいくらいの場所、琵琶湖大橋で 最も湖上からの高さがあるところには展望台のようなスペースが用意 されていました。琵琶湖大橋についての説明が書かれた看板や、展望デッキなどにありがちな見える景色を説明する図のようなものが設置されています。
それほど広いスペースではないですが、ベンチも設置されていて景色を見ながら少し休憩するにはちょうど良さそうな感じ。琵琶湖もよく見えます。写真では分かりづらいですが、遠くの方に様々な色をしたヨットのような船がたくさん見えてキレイでした。
橋を渡り始めてから 20 分ほどで、琵琶湖大橋の大津市側の端に到着。ちょっと雲が多めの空模様ではありましたが、まるで海のように広い琵琶湖の景色を楽しむことができました。おつかれさまでした。