世界三大墳墓のひとつ仁徳天皇陵古墳の周りをぐるりと歩いてきた
- 投稿した日
- 更新した日
- 書いたひと
- ひらたけ
エジプトにあるギザの大ピラミッド、中国にある秦の始皇帝陵と並ぶ世界三大墳墓のひとつ 日本最大の前方後円墳である仁徳天皇陵古墳へ行ってきました🪦 超個人的地図を見ていたら絶対に気になる形をしているスポットランキングの栄えある No.1 に輝く(私調べ)大きな古墳。その周りをぐるりと歩いてきました。
電車に揺られながらやってきたのは JR 阪和線と南海高野線が交差する三国ヶ丘駅 です。仁徳天皇陵古墳の北東に位置していて、コンビニをはじめドラッグストアやコーヒーショップなどもある大きな駅。どうやら屋上には広場があるようで、駅の写真を撮ろうと上を見上げたら、上から見下ろしていた子どもたちと目が合いました。
仁徳天皇陵古墳の正面の最寄り駅は三国ヶ丘駅ではなく、JR 阪和線でお隣の駅である百舌鳥駅。ただ、今回はぐるりと一周するので 外周に一番近そうだった三国ヶ丘駅で下車 しました。関西空港へと向かう関空快速や、和歌山へと向かう紀州路快速などの速達タイプの列車も停車するため、大阪駅や天王寺駅からのアクセスも良好。
駅の西出口を出て、JR 阪和線の線路の上を通る道路を進み古墳に近づきます。
訪れた仁徳天皇陵古墳は 大山古墳や大仙陵古墳とも呼ばれる日本最大の前方後円墳 で、上空から見ると鍵穴のような形をしています。その外側には濠が 3 重に巡らされているとのことですが、木々が生い茂り周囲からは一番外側の濠しか見ることができません。
仁徳天皇陵とされているこの巨大な古墳が造られたのは 5 世紀中頃だそうで、建設機械などがあるはずもない時代にこの規模の建造物が人の手で造られたことにすごいを通り越して恐ろしさを感じます。
大きな古墳の周りに整備された百舌鳥古墳群周遊路という道には、各所に地図が描かれた案内が設置され、初めて訪れた人でも迷わずにぐるりと移動できるようになっていました。
百舌鳥古墳群という名前からも分かる通り、このエリアには仁徳天皇陵古墳以外にも大小さまざまな古墳が多数存在しています。三国ヶ丘駅のある仁徳天皇陵古墳の北東あたりにも「源右衛門山古墳」という、直径 34m の円墳がありました。これらの百舌鳥古墳群と、大阪府羽曳野市・藤井寺市にある古市古墳群を合わせて、世界文化遺産に登録されています。
三国ヶ丘駅付近からぐるりと時計回りに歩いていき、仁徳天皇陵古墳の正面へとやってきました。
あまりにも大きすぎて古墳を見に来た感じは薄めではありますが、こうして綺麗に整備されているところを見るとやはり感動するもの。灰色の砂利が敷き詰められていたり、遠くに鳥居が見えたりするところから、ここがお墓なんだなということが伝わってきます。
鳥居に向かって礼をしたり、その向こうに築かれた緑生い茂る丘を眺めた後、再び古墳の周りを歩きます。今回は行きませんでしたが、進行方向左側には大仙公園という大きな公園が広がっていて、博物館や庭園などがあるようです。
仁徳天皇陵古墳の周りをぐるりと歩きましたが、個人的にはこのあたりが一番景色が良いなと感じました。
さらに歩いて、仁徳天皇陵古墳の西側へ。こちらには銅亀山古墳や樋の谷古墳などの古墳の他に、大阪女子大学大仙学舎跡と書かれた碑や、市民により建立されたという万葉歌碑などが見られました。広場で野球を楽しむ子どもたちの姿もあり、結構賑やかな雰囲気。
三国ヶ丘駅を出発し、仁徳天皇陵古墳の周りをぐるりと歩いて 40 分ほど。再び三国ヶ丘駅に帰ってくることができました。もうちょっと早く一周できるかな?と思っていましたが、やはり日本最大の前方後円墳というだけありその大きさは圧倒的でした。
私と同じように周りを歩いている人や、ランニングをしている方も多く見られ、たしかにちょっと運動するには丁度いい距離だなあと思いました。あと、ちょいちょい猫ちゃんの姿が見られて癒やしだったのも良き。おつかれさまでした。