Hiratake Web ロゴ

小島屋の堺名産けし餅を食べる

投稿した日
更新した日
書いたひと
icon
ひらたけ

大阪市の南にある 堺市の名産だという小島屋のけし餅を買ってきました🍡 けし餅は、大阪で長く愛され続けている、お土産や贈り物にもおすすめの加工食品である 大阪産(もん)名品 に認定されている商品とのこと。以前から気になってはいたのですが、堺へ用事があって訪れた際に買いに行ってきました。

訪れたのは堺市堺区にある、小島屋さんの本店。2 階には茶房があり、店内で飲食も可能とのことで入れたらそちらで…と思っていたのですが、なんやかんやお店に着くのが遅い時間になってしまい営業時間に間に合わず。

江戸時代の創業だそうで、店内には歴史を感じさせる看板の姿がありました。

小島屋本店の写真

昔の堺では南蛮貿易が栄えていたそうで、ケシの実も室町時代にそうした貿易の中でインドからもたらされ、堺の近郊で盛んに栽培されていたとのこと。大阪城が築城された安土桃山時代、千利休によって広められた茶の湯の習慣によって堺では多くの和菓子が生み出され、そのうちのひとつが「けし餅」のようです。

お店には、そんな歴史ある和菓子の「けし餅」以外にも様々な和菓子が並んでいて心惹かれるものがありましたが、今回はけし餅の 6 個入りを購入。お値段は 984 円でした。

小島屋の堺名産けし餅の写真

箱を開けると、ポピーシードとも呼ばれるケシの実で覆われた丸い餅がお目見え。食べてみると、餅は非常にやわらかく中にはこし餡が詰まっていました。甘い餡とケシの実の風味やプチプチとした食感がよく合い、あっという間に食べきってしまいました。おいしい。


今回は購入したその日のうちに食べてしまいましたが、けし餅は 2、3 日置くと皮が固くなるそうで、その場合はケシの実が少し焦げる程度に焼くと皮がやわらかくなっておいしくいただけるそう。その食べ方も気になる。

けし餅以外にも「けし餅ロール」なる和洋折衷のロールケーキもあるようなので、そちらも気になります。次に訪れるときはお店で、前を通る阪堺電車を眺めながら食べられたらいいなあと思いました。