JR堺市駅から南海堺東駅までを徒歩で行く
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先日、堺市を訪れた際に JR 堺市駅から南海堺東駅までの間を散歩してきました🚶 堺市には JR 阪和線、南海本線、南海高野線、阪堺電車の阪堺線、地下鉄御堂筋線など多くの鉄道路線が通っていますが、そのほとんどが南北方向に伸びており、今回歩いた区間も 鉄道で移動するとなると少し遠回り になってしまいます。
バスに乗車するか、少し遠回りしながら電車で移動することになる JR 堺市駅から南海堺東駅までを、のんびり徒歩で移動してきました。
スタート地点は JR 阪和線の堺市駅 です。各駅停車の普通列車だけでなく、和歌山方面へ向かう紀州路快速や関西国際空港へ向かう関空快速なども停車し、梅田や天王寺などへも乗換なしで行くことができます。
堺市駅から堺東駅へと向かう場合、鉄道利用だと JR 阪和線でひとつ隣の駅である三国ヶ丘駅へ行き、そちらで南海高野線へ乗り換えてひとつ隣の堺東駅へ向かうというルートになると思います。所要時間は 20 分ほどですが、電車の待ち時間なども含めると結構な時間になりそう。
やたら賑やかな宝くじ売り場の前を通って駅の外へと出てくると、堺市の観光マップが設置されていました。堺市駅から堺東駅へは、大通りを真っ直ぐ歩いていけば辿り着けそうです。途中に描かれている特徴的な形の前方後円墳に堺市っぽさを感じます。
駅の南側にある東西へと伸びる道路、長尾街道を西へと進み堺東駅へと出発。この長尾街道は 5 つの旧街道のひとつだそうで、古代には大津道、江戸時代には大和街道とも言われた歴史ある道とのこと。途中の歩道には「長尾街道」と書かれた石碑のようなものが建てられていました。
堺と奈良の交易ルートとして利用されていたそうで、ずっと辿っていくと奈良の方へと続いています。
この日の天気予報は晴れだったのですが、見上げると空を分厚い灰色の雲が覆っていました。うっすらと小雨を感じるようなタイミングもありましたが、本格的に降り出すことはなく。太陽の日差しを感じられず、なんだか普段より寒いような気がして途中のコンビニで温かい飲み物を調達し、先へと進みます。
長尾街道を西へと歩いていくと、左手側に見えてきたのは方違神社という大きな神社。古来より方災除けの神社として知られているとのこと。方災除けとは、方位や地相、家相、日柄、厄年等に由来する災難が起こらないようにお祓いすることだそうで、家を立てたりリフォームしたり、引っ越しや旅行などを行う際、災いが起こらないようお願いをしに神社を訪れるのだとか。
境内の南側からは反正天皇陵古墳が見え、仁徳天皇陵古墳に比べると小さいですが、それでもこうして目の前までやってくると規模の大きさに圧倒されます。
方違神社を出て、再び西へと歩きます。しばらく歩くと南海高野線の線路が見え、その線路の下を潜るように造られた地下道を抜けて線路の西側へ。
この辺りに来るのが初めてだったので、堺東駅へと向かう道をスマホの地図アプリで確認していたところ、たまたま近くにいらっしゃった警備員の方が「この地下道を通っていけば駅に行けるよ」と親切に声をかけてくださいました。ありがとうございます🙏
地下道を抜けると、先程までの地方っぽい雰囲気がガラッと変わり、大きな建物が立ち並ぶ都会的な雰囲気に変わりました。駅の東側と西側でこんなに違うのかと驚き。金融機関のビルや百貨店が見え、車の交通量もかなり多めです。
JR 堺市駅を出発しておよそ 30 分ほど、寄り道しながらではありましたが 南海堺東駅に到着 しました。なんとか雨も降ることなくたどり着けて良かったです。おつかれさまでした。
余談にはなるのですが、堺東駅に着いてすぐに駅の前に立っていた不動産会社の方に話しかけられて 30 分くらい時間を取られました。すごく頻繁にアンケートやら不動産の云々で話しかけられる気がするのですが、なんかそういう、騙されやすそうみたいな雰囲気でも出てるのでしょうか…。あと毎回マッチングアプリを勧められるのはなんなんだ。