堺市役所の展望ロビーへ堺の景色を見に行ってきた
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大阪市の南にある 堺市の市役所に展望ロビーがあると聞いて行ってきました🏙️ 日本最大の古墳である仁徳天皇陵古墳をはじめとする百舌鳥古墳群の古墳や堺市の街並み、生駒山や六甲山などの自然や世界有数の大都市である大阪のビル群などの景色が見られるスポットとのこと。
堺市役所は、なんばと高野山を結ぶ南海高野線の 堺市東駅 からすぐのところにあります。駅から市役所の入り口近くまでは歩行者デッキで結ばれていて、アクセスしやすくなっていました。
建物は「高層館」と「本館」に分かれているようで、本館のほうは堺市役所が所在する堺市堺区の区役所としての役割もあるようです。
高層館は、その名前の通り地下 4 階地上 21 階の非常に背の高い建物で、昭和 63 年度から平成 2 年度にかけて建てられたもの。平成 12 年度から 15 年度にかけて建てられた地上 12 階建ての本館よりも、高層館のほうが歴史のある建物のようです。
展望ロビーがあるのは、高い方の建物である高層館。訪れたのは休日でしたが、展望ロビーは堺市役所全館停電日を除いて年中無休で、しかも料金も無料で入ることができます。さっそく北玄関から建物内へと入り、エレベーターに乗って 21 階へと移動します。
エレベーターに乗って 21 階に到着すると、南側の大きな窓からはこんもりと盛り上がった緑の巨大な丘のようなものが見えます。これが日本最大の古墳にして世界最大級の墳墓である仁徳天皇陵古墳。上空からというわけではないので形までは分からないですが、展望デッキから見て左側が円形となっている前方後円墳です。
大きな古墳のほうへと伸びていく線路が南海高野線の線路で、東へカーブした先で JR 阪和線と交差し終点の極楽橋駅まで続いています。
北側の窓から見えるのは、大阪市内の高層ビル群。一際目立つ背の高い建物はあべのハルカスで、その左には難波や梅田のあたりに立ち並ぶ高層ビルの数々。右の方には生駒山の姿も確認できます。
窓から景色を見て改めて思いましたが、堺周辺には非常にたくさんの古墳が存在しています。展望デッキ内にはそんな百舌鳥古墳群の古墳の説明などがたくさん展示されていました。エレベーター横あたりの壁には上空から撮影したと思われる百舌鳥古墳群の写真が貼られ、隣には「ハニワ部長」なる人物のパネルが。
ハニワ部長、首から下は実写っぽいんだけど、首から上も実写なんだろうか…。被り物なんだとしたら結構重量がありそう。
古墳についての展示だけでなく、堺名誉大使を務めていた劇画家の故さいとう・たかを氏とコラボレーションした「さいとう・たかを劇画の世界」が常設展として展示されていました。
天気がめちゃくちゃ良い…とは言えない微妙な空模様ではありましたが、古墳の姿や周辺の山々に都会のビル群など、大阪の景色を楽しめて良かったです。思っていたよりも訪れていた人の数が多く、市民の憩いの場となっているのだなというのが分かりました。
夜景もきれいだと思うので、夜に堺のほうを訪れる機会があればまた立ち寄りたいです。