大規模な高架化工事が行われている阪急淡路駅へ行ってきた
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線路や駅を高架化する工事が行われている 阪急電鉄の淡路駅へ行ってきました🚉 大阪市東淀川区にある阪急淡路駅には京都線と千里線が乗り入れていて、その線路が平面で交差しています。そんな淡路駅では 周辺の線路や駅を含め大規模な高架化工事 が行われており、その様子を見に行ってきました。
電車に乗ってやってきたのは阪急電鉄の淡路駅。この淡路駅には先述の通り阪急京都線と阪急千里線が乗り入れていて、大阪梅田や京都河原町、天下茶屋など様々な場所から電車一本で行くことが可能と非常に便利。
2 つの路線が交わる駅ということで、駅のホームに設置された駅名標には京都線の「かみしんじょう」「そうぜんじ」と千里線の「しもしんじょう」「くにじま」という 4 つの駅の名前が隣の駅として記されていました。
淡路駅を通る列車の数は非常に多く、平日の朝 9 時台だと京都線が大阪梅田方面と京都河原町方面を合わせて 1 時間に 42 本、千里線が北千里方面と天下茶屋方面をあわせて 1 時間に 19 本。阪急の駅の中でもトップクラスに忙しい駅なのではないでしょうか。
そんな 1 分に 1 本ほどの列車がやってくる淡路駅の南側には踏切があり、より西側にある方(写真の手前側)が京都線の線路、東側にある方(写真の奥側)が千里線の線路となっています。
踏切の前でしばらく観察していましたが、本当に頻繁に開いたり閉じたりを繰り返していました。今回訪れたのは休日の昼過ぎということでそこまで忙しい時間ではないのかもですが、開かずの踏切と言われるのも納得。2 つの踏切に挟まれた場所からは淡路駅のホームとそこに停車する列車の姿が見えました。
平面で交差するように敷かれた 2 つの線路の上には、大きな高架の線路が建設中。大阪のサグラダファミリアとまで言われるこの工事は 1994 年に計画され、当初は 2013 年に完成する予定だったもの。現在の完了予定時期が令和 13 年度末とあったので、20 年ほど遅れているようです。
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過去に何度も延期がされているようですが、今度こそ予定通りに工事が進むのでしょうか…。
そんな駅の工事現場付近には、この工事の詳細が書かれた案内や「淡路駅付近連続立体交差事業だより」という広報紙的なものが貼られていました。
この案内によると、高架化される駅はこの淡路駅に加えて京都線の「崇禅寺駅」、千里線の「柴島駅」と「下新庄駅」の 4 駅。無くなる踏切は 17 箇所にもなるそうで、工事が終わればかなり移動がしやすくなるのは間違いなさそう。淡路駅周辺の線路は上下に線路が重なった 2 層構造となるようです。
工事が終わるのはまだまだ先ではありますが、周辺の様子を含め街がどのように変化していくのか楽しみです。