菅原道真公を祀っている長岡京の長岡天満宮へ行ってきた
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京都府長岡京市にある 長岡天満宮へ行ってきました⛩️ 長岡天満宮は、菅原道真を祭神とする全国に数多くある天満宮のひとつ。菅原道真公が九州の大宰府に左遷された際に名残を惜しんで木像を贈り、それを御神体として祀ったのがはじまりだとされているそう。
阪急京都線の長岡天神駅の西口を出てから西へと歩いて 10 分ほど。やや狭い道から急に目の前が開けて、八条ヶ池という大きな池が見えてきます。
訪れた日がちょうど成人の日だったので、すぐそばにある 京都府長岡京記念文化会館 という施設で「二十歳の祝典〜未来へのはばたき〜」という祝典が開催されていて、20 歳を迎えたと思われるスーツ姿の男性の方や着物姿の女性の方が多く見られました。
八条ヶ池の周りに整備された遊歩道を歩いていくと、見えてきたのは長岡天満宮の入り口正面にそびえる大きく立派な鳥居。平成 14 年の菅公御神忌 1100 年大萬燈祭を奉賛して平成 10 年に奉納されたという総御影石製の鳥居で、近隣でも数少ない石の大鳥居だそう。
一礼して大鳥居をくぐり、八条ヶ池に架けられた 3 つある石橋のうちのひとつを渡って長岡天満宮の境内を歩いていきます。この石橋のうち中央にある石太鼓橋は、加賀藩「前田候」の寄進と言われているのだとか。私が石川県の出身ということもあって、なんとなく惹かれるような気持ちになりました。
石橋を渡った先から八条ヶ池の水上へと伸びる橋は水上橋で、ヒノキで作られたその橋の上からは池を中心として境内を一望できます。
二の鳥居を一礼してからくぐり、ちょっと迷子になりかけつつも道なりに歩いていくと、見えてきたのは結構段数がありそうな石の階段。上がった先にも石段が続いていて、なかなか足にきます。
ようやくたどり着いた立派な御社殿は、昭和 16 年に京都平安神宮の社殿を移築したものだそう。ここまで来る道中ではそれほど多くの人がいるような雰囲気はなかったのですが、御社殿のある上まで来ると多くの参拝客で賑わっていました。
もう少し長岡天満宮の境内をゆっくりと見て回りたかったのですが、方向音痴すぎて現在地がわからなくなった挙げ句気がついたら正面の大鳥居のあたりに戻ってきていました。
錦景苑という紅葉庭園があったり、南側には梅林が広がっていたりと、紅葉の季節や花の咲く季節に訪れると美しい景色が見られそうです。また違う季節に再度訪れて、そのときには他の場所もゆっくり見て回りたいです。