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桜島フェリーターミナルからJR鹿児島駅までを徒歩で行く

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ひらたけ

先日、鹿児島を訪れた際に 桜島フェリーターミナルから JR 鹿児島駅までの間を散歩してきました🚶 鹿児島港にある桜島フェリーターミナルの近くにはバス停があり、少し歩いたところには鹿児島市電の水族館口電停もありますが、せっかく訪れた鹿児島の街を歩いてみたいなということで最寄りの JR の駅まで歩いてみることに。


スタート地点は 鹿児島港にある桜島フェリーターミナル です。九州新幹線もやってくる鹿児島中央駅や鹿児島最大の繁華街である天文館などがある薩摩半島の鹿児島市街地と桜島地域を結ぶフェリーが、多くの人や車を運ぶために毎日 100 便以上が運行されています。

フェリーターミナルにはこれから桜島へと向かう船が停泊していて、人や車を乗せて出港の時間を待っていました。桜島フェリーは 4 隻の船があり、鹿児島港に姿があったのはプリンセスマリンという愛称の船。この日、私も桜島フェリーを利用して桜島を訪れたのですが、桜島へと向かう際に乗船したのがこちらの船でした。よく会いますね。運命かも。

鹿児島港桜島フェリーターミナルの写真

港から東側を見れば、噴煙をモクモクとあげる桜島がドーンと目の前に登場。桜島は北岳と南岳という 2 つの火山が合わさってできた火山で、現在活動中で噴煙をあげているのは南岳の火口。桜島にある展望所を訪れてその姿を眺めたときには、噴煙は白く見えたのだけれど、こうしてみると結構灰色っぽい。

鹿児島港から見た桜島の写真

桜島フェリーターミナルから、まずは海沿いを北上。桜島を右手を臨みながら、車線が多くて広い道路を歩いていきます。車通りはそれほど多いようには感じませんでしたが、やはり港ということで大きなトラックなどが道路を通っていく様子が見られました。

道路沿いには大量の自転車が停められた駐輪場。桜島フェリーを利用して通勤・通学などをされる方が利用されるのでしょうか。

JR貨物の鹿児島貨物ターミナル駅の写真

少し歩いて JR 貨物の鹿児島貨物ターミナル駅が見えてきたところで、左に曲がります。港の近くということでやはり物流関係の施設が目立ちます。この鹿児島貨物ターミナル駅に敷かれた線路をずっと辿っていけば、東京や大阪はもちろん、私が昨年訪れた日本最北端の駅である北海道の稚内駅 まで続いています。なんだか感慨深いですね。

貨物の駅の隣には「かんまちあ」という、鹿児島市上町ふれあい広場と上町の杜公園からなる施設が。大阪在住の私は「上町」を「うえまち」と読んでしまっていたため、この施設がどうして「かんまちあ」という名前なのか謎だったのですが、よく見るとローマ字表記が「Kanmachi」となっていて納得。

このあたりの地名である「上町」と、応援や歓呼を意味する英語「Cheer」を合わせた言葉だそう。

鹿児島駅前電停へ向かう鹿児島市電の写真

かんまちあの前を通ってさらに歩くと、見えてきたのは大通り。道路の真ん中には路面電車の鹿児島市電が走っているのが見えます。今回のお散歩の目的地でもある JR 鹿児島駅には鹿児島市電の鹿児島駅前電停があり、この電停が鹿児島市電で運行されている 1 系統と 2 系統の起点となっています。

JR鹿児島駅の写真

鹿児島港の 桜島フェリーターミナルを出発してからおよそ 15 分ほどで JR 鹿児島駅に到着 しました。のんびり景色を楽しみながらの散歩だったのでややゆっくりめの移動ではありましたが、それでも思ったより時間がかからなかったなという印象。

県名が付けられた駅ではありますが、鹿児島市最大の駅は新幹線もやってくるお隣の鹿児島中央駅。鹿児島駅の方は結構小さい駅なのかな?と思いきや、かなり綺麗に整備がされた立派な駅舎でびっくり。

鹿児島駅から電車に乗って鹿児島中央駅へ行こうと時刻表を見たらあまりに本数が少なくて頭を抱えつつ、鹿児島市電の乗り場へと移動して今回のお散歩は終了。天気も非常によく、桜島も見えてとても楽しい散歩となりました。おつかれさまでした。