山陽・九州新幹線のみずほ号で鹿児島中央から新大阪までを乗り通す
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博多から鹿児島中央までを結ぶ九州新幹線。新大阪から博多までを結ぶ山陽新幹線と直通運転がされていて、鹿児島最大のターミナル駅である 鹿児島中央から出発する新幹線の多くは新大阪行き となっています。そんな 山陽・九州新幹線を鹿児島中央から新大阪までフルで乗車 してきました🚅
やってきたのは鹿児島中央駅の新幹線ホーム。山陽・九州新幹線では東海道新幹線と同様に エクスプレス予約 や スマート EX での予約が可能で、エクスプレス予約にて予約していた私は自動改札機にスマートフォンをタッチするだけでホームまでやってくることができました。快適すぎる。
鹿児島中央駅を出発する新幹線は、朝夕の混雑する時間帯には 1 時間に 3 本から 5 本、それ以外の時間は 1 時間に 2 本ほど運行されています。多くの列車が新大阪行きですが、一部博多行きや広島行き、熊本行きが設定されているようです。
山陽・九州新幹線では 「みずほ」「さくら」「つばめ」という 3 つの名前の列車が運行 されています。今回乗車するのは、この 3 つの中で最も停車駅の少ない最速達列車である「みずほ」。博多駅までの間で停車する駅は熊本駅のみというブッ飛ばし方。一部川内駅や久留米駅に停車する列車もあるようです。
最速達列車である「みずほ」に次いで停車駅が少ないのは「さくら」、そして各駅に停車するのが「つばめ」となっています。
鹿児島中央駅の新幹線ホームには、この駅が始発駅ということもあって出発時刻のかなり前から列車が停まっていました。ただ、停まっているだけで列車のドアやホームドアは開いておらず中には入ることができない状態。
私は新幹線ホームに出発時刻の 30 分前には居たのですが、列車のドアが開いたのは出発時刻の 12 分前。
今回は普通車指定席を利用したのですが、東海道新幹線の 3 列 + 2 列とは異なり 2 列 + 2 列と座席はかなり広々としています。高級感あるふかふかな座席の肘掛けにはドリンクホルダーが付いていて、窓側と最前部・最後部席にはコンセントも設置されています。
定刻になり、列車は鹿児島中央駅を出発。九州の西側、海沿いの都市を通って博多と鹿児島中央を結んでいる九州新幹線ですが、海の見える区間が多いと思いきやびっくりするくらいトンネルが多い。それもそのはず、鹿児島中央駅から熊本県八代市の新八代駅の間の約 69 % がトンネルなのだそう。
鹿児島中央駅出発から熊本駅までは 43 分、博多駅までは 1 時間 18 分。熊本駅から博多駅の間を乗車される方が多かった印象で、鹿児島中央から乗車された他の乗客も、その多くが博多駅で下車されていました。博多駅到着時点で既に乗車から 1 時間以上が経過していますが、まだ折り返し地点にも来ていません。長い。
博多駅からは、JR 九州から JR 西日本へとバトンタッチ。駅名標が見慣れた青色に切り替わります。博多の次の停車駅は北九州市の小倉。噂では聞いていたけれど、本当に博多から小倉までの 1 区間だけ乗車される方が多いなと感じました。
新幹線は広島、岡山などを通ってようやく関西へ。新神戸に到着したのは、鹿児島中央を出発してからおよそ 3 時間半が経過した頃。新神戸の次が、終点の新大阪です。
鹿児島中央駅を出発してから 4 時間近く乗り続けてようやく終点の新大阪に到着 しました。大変快適な座席ではありましたが、さすがにこれだけ長時間の乗車となるとなかなかに疲労感がありますね…。私はたまに YouTube で旅行とか鉄道系の動画をラジオ的な感じで聴いていることがあるのですが、そういった動画を投稿されている方々がとんでもない距離を列車で移動しているのってすごいことなんだなと実感しました。
そして、これだけ長時間・長距離の運行にも関わらず、到着時刻が定刻通りというのも本当にすごいこと。いつも正確かつ安全に列車を走らせてくださってありがとうございますという気持ちで頭が下がる思いです。運行に携わるすべての方々に感謝を。快適な移動をありがとうございました👋