関門連絡船で関門海峡を船で渡る
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門司港から下関のほうへと移動する際に 関門海峡を船で移動できる関門連絡船に乗ってきました⛴️ 本州の山口県下関市と九州の福岡県北九州市の間には、山陽新幹線や山陽本線などの鉄道、関門トンネルや関門橋を通る道路など、関門海峡を渡る手段が様々ありますが、その中に船での移動もあるということで乗船してみました。
やってきたのは、JR 鹿児島本線の門司港駅から歩いて 3 分ほどの場所にある門司港桟橋(マリンゲートもじ)という施設。関門連絡船は下関側、門司港側の両方から出ていますが、今回は門司港側から下関へと向かいます。
建物内には乗船のためのチケットを販売する券売機が設置されていて、こちらで乗船券を購入します。大人 1 人あたり 400 円と、門司港駅から下関駅へと列車で向かうよりはややお高め。とはいえ列車では乗り換えがあったり移動に 30 分ほどかかったりするので、値段だけでの比較はしづらいかも。
乗船券を買ったタイミングで、ちょうど下関へ向かう船への乗船開始の案内が。タイミングがバッチリすぎる。
船のほうへと向かうと、思っていたよりも大勢のお客さんの姿がありました。この関門連絡船は、毎日 20 分間隔で下関・唐戸と門司港とを結んでいるそう。1 時間に 3 往復ということなので、それだけの頻度での運行が必要になるほど利用者が多いということでしょうか。
「KANMON LINE」と書かれた船に乗り込むと、中には多くの乗客が座れるだけの座席が用意され、窓からは外の景色が楽しめるようになっていました。なんとなく大阪市内にある渡船のようなものを想像していたので、ここまで立派なものだとは思っておらずびっくり。
船の上のほうには外の風を感じながら船に乗ることが出来るスペースも用意されていて、そちらに向かわれているお客さんの姿も見られました。結構濡れそう。
定刻になり、船は門司港を出発。窓からは本州と九州を結ぶ立派な関門橋や門司港周辺の景色が見られます。
最初はそれほどスピードは出ていませんでしたが、徐々に速度を上げていき気づけば船はかなりの速度で関門海峡を走行。窓から見える水しぶきと揺れがすごく、思っていた 5 倍は速かったです。
門司港を出港してからわずか 5 分、船は下関市の唐戸ターミナルに到着。あまりにもすごい勢いで船が爆走しているのに驚いていたら、本当にあっという間でした。
近くには下関の観光スポットとしても有名な 唐戸市場 や 旧下関英国領事館 などがあり、門司港のレトロな街並みと一緒に下関観光も楽しむのであれば船での移動はかなり便利そう。船からの景色も乗り心地も良くて、大満足な船旅でした。