関門海峡のランドマーク「海峡ゆめタワー」へ景色を見に行ってきた
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関門海峡の本州側、山口県下関市にある 関門海峡のランドマーク「オーヴィジョン海峡ゆめタワー」へ行ってきました🗼 1996 年に誕生した海峡ゆめタワーは高さが 153m あり、タワーの頂上にある展望室は球形の総ガラス張りとなっています。夜にはライトアップもされるそうですが、今回はお昼の明るい時間帯に訪れました。
海峡ゆめタワーがあるのは、神戸駅から続く山陽本線の本州最後の駅である JR 下関駅から歩いて 7 分ほどの場所。タワーへと歩いて近づいていくにつれて、なんだか思っていたよりもだいぶ高さがあるんだなと驚きの感情が湧き出してきます。周囲に高い建物が多くないことが、タワーの高さをさらに目立たせます。
さっそくタワーに入るため、海峡メッセ下関という建物の中へ。フロアマップを確認すると、こちらの 4 階に海峡ゆめタワーの入り口があるようだったので、エレベーターに乗って 4 階へ。一度外の屋上のような場所に出てからタワーの建物へと進むようになっていました。
扉をくぐってタワーの建物へと入り、展望室へと向かうためのチケットを購入します。丁寧に案内をしてくださる受付の方の指示に従い、券売機でお支払い。クレジットカードなどのキャッシュレス決済に対応していて、入場料金は 600 円でした。チケットに印刷されている、バックにたくさんの花火が咲いている海峡ゆめタワーの写真がめちゃくちゃ綺麗。
券売機から発券されたチケットには QR コードが印刷されていて、展望室へと向かうエレベーターの手前に設置されたゲートにかざして中へと入ります。
ゲートをくぐった先には、海峡ゆめタワーのイメージキャラクターだという「ゆめたん」のパネルが。海峡ゆめタワーの特徴である頂上の球形の展望室のような、丸い頭をしています。チケット売り場にてグッズの販売も行われているそう。
エレベーターに乗り込み、さっそく展望室へと向かいます。ガラス越しに外の景色が見られるエレベーター内ではタワーについての簡単な説明の放送が流れ、わずか 70 秒ほどで 30 階にある展望室へ到着。この 30 階の展望室は高さ 143m と日本有数の高さを誇ります。
海峡ゆめタワーの東側の窓から外を覗くと、関門海峡の景色が目の前に広がります。遠くに見える関門橋の主塔の高さは 141m で、この展望室の高さとほぼ同じだそう。
関門海峡にはひっきりなしに船が通っていく様子が見られ、海上交通の重要な場所であることが分かります。向こう側に陸地が見えるのでなんとなく広い川っぽくも見えてしまいますが、見えるのは九州で、川ではなく海なんだなと思わされます。
手前側には唐戸市場や「はい!からっと横丁」の大観覧車の姿なども見られます。
関門橋が見える東側とは反対側、西側の窓からは、神戸駅から続く山陽本線の本州最後の駅である JR 下関駅を中心に広がる下関の街並みが眼下に広がります。遠くには六連島(むつれじま、と読むらしい)をはじめとする島々、北九州市に立ち並ぶ工場なども見られます。
たっぷりと景色を楽しんだあと、階段をおりて 29 階へ。こちらは休憩スペースとなっていて、窓際にテーブルと椅子が並べられていました。観光客が多いのかな?と思いきや、そこに居たのはほぼ全員が学生さん。教科書と思われる本やノートなどを広げて勉強をして…みんなスマホを触ってた気もするけど…勉強をしていました。
高校生は入場料金が 300 円と半額のようなので、たまに気分を変えて違う場所で勉強を…というにはちょうど良さそう。建物内はフリー Wi-Fi も利用できます。
さらに階段をおりて 28 階へ向かうと、恋人の聖地と書かれたエリアに。カップルで記念撮影ができそうなスポットや、ハート型の鍵がたくさん取り付けられた金網など、独身男性には眩しすぎる空間。恋人の聖地の他には下関の歴史について書かれた展示も各所に設置されていて、眩しさにやられた人間が心を落ち着かせられるようになっていました。助かる。
下関の海峡ゆめタワーへ行ってきましたが、思っていたよりも高さがあり、関門海峡の素晴らしい景色を眺められて非常に良かったです。お客さんもそれほど多くはなく、のんびりとした時間を過ごすことができました。
夜にはライトアップもされるそうで、曜日ごとに色が変わり種類は全 7 色。今回は昼間の時間の訪問となりましたが、機会があればライトアップされた姿も見てみたいです。