Gemini Code Assist for GitHub を使ってみる
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GitHub でプルリクエストを作成した際に Gemini にコードをレビューしてもらえる GitHub App がある と聞いて使ってみることに。私のウェブサイト「Hiratake Web」は、投稿の本文を Markdown ファイルで管理しており、全て GitHub のリポジトリ内にあります。投稿自体を AI に書いてもらうのはやりたくはないけど、書いた文章の誤字・脱字を AI がチェックしてくれる、みたいなことが出来たらいいな~、と。
噂の Gemini にコードをレビューしてもらえる GitHub App、Gemini Code Assist for GitHub の導入は非常に簡単。GitHub App のページのインストールボタンを押して、導入したい GitHub のアカウント(個人 or 組織)やリポジトリを選択。その後、利用規約等に同意して完了ボタンを押せば導入は完了です。
Gemini Code Assist for GitHub を導入すると、今後そのリポジトリへ プルリクエストを作成した際に Gemini がレビューをしてくれる ようになります。試しにテキトーなブログもとい日記の投稿を用意してプルリクエストを作成してみると、自動的に Reviewers に @gemini-code-assist
が設定され、コメントやレビューをしてくれました。
デフォルトの動作では、プルリクエストに含まれる変更の概要をなんか良い感じにまとめたものを投稿し、その次の投稿でコードのレビューをしてくれます。真面目な文章だけじゃなくて、最後にプルリクエストの内容に関連したクイズ的なものを用意してくれるのが良いですよね。なんかこう、愛着が湧くというか。
プルリクエスト内で @gemini-code-assist
宛てにメンションを送ると、Gemini と対話することも可能とのこと。今回作成したプルリクエストではプログラムのコードは一切含まれていないので、書いた文章に誤字や脱字がないかをチェックしてもらいました。
私が「新しく追加した投稿内にある誤字や脱字を指摘していただけますか?」と日本語で話しかけると、Gemini も日本語で返答。意図的に誤字を含めた内容でコミットしていたのですが、その部分をちゃんと指摘してくれました。えらい。
デフォルトの動作では概要をコメントしたり、コードレビューをしたり、クイズ的なものを入れてくれたり、というような感じですが、これらは .gemini/config.yaml
という設定ファイルを作成することで動作の変更が可能。また、.gemini/styleguide.md
というファイルを作成すると、文章で Gemini に指示を与えることができます。
.gemini/styleguide.md
に「日本語で返答してください」と書いておくことで、最初から日本語で概要やレビューを書いてもらえるようにしている方もいらっしゃいました。かしこい。
まだなんとなく触ってみただけではありますが、.gemini/styleguide.md
の設定次第ではかなり様々なことをやってもらえそうだなという感じがしました。誤字・脱字を指摘してもらうくらいだったら、無料で利用できる範囲内で十分足りそう。もうちょっと色々触ってみたいです。