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なにわの海の時空館跡地に新しく出来た「THE JEWELRY」へ行ってきた

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ひらたけ

咲洲の北側の海沿いにある、大阪最後の負の遺産とも呼ばれた なにわの海の時空館跡地が「THE JEWELRY」としてリニューアルした と聞いて、さっそく行ってきました🌊 夜には ライトアップされた幻想的な空間でフォトジェニックな体験が楽しめる とのことだったので、日が沈んだ後の大阪のベイエリアへと向かいました。


なにわの海の時空館跡地改め「THE JEWELRY」があるのは、Osaka Metro の中央線とニュートラムが乗り入れる コスモスクエア駅から歩いて 10 分ほどの場所 です。

訪れたのは 20 時ごろ。万博会場である夢洲へと向かう地下鉄中央線の列車はかなり空いていて、乗客の大半が大阪港駅やコスモスクエア駅で下車していました。時々すれ違う、夢洲から走ってきた列車があまりにも超満員すぎて帰りが心配になりつつ、THE JEWELRY 最寄りのコスモスクエア駅の改札を抜けます。

コスモスクエア駅から THE JEWELRY へ続く遊歩道シーサイドプロムナードの写真

コスモスクエア駅の北側の海沿いには大阪のベイエリアの景色を眺めながら歩くことができる遊歩道が整備されていて、橙色のランプが暗すぎず明るすぎずな感じで辺りを照らしていて既にオシャレな雰囲気を醸し出しています。人通りは思っていたよりも多く、THE JEWELRY がある方向から駅へ向かう人が大勢見られました。

海の方を見ていると、遠くから観光クルーズ船の サンタマリア っぽい見た目をした船が近づいてきているのが見え、なんだか得した気分。たまたま船を貸し切ってナイトクルーズを楽しんでいた人たちがいたのかな?

なにわの海の時空館跡地に新しく出来た THE JEWELRY のライトアップされたドームとその周辺の写真

遊歩道を歩いていくと、前方に見えてきたのは大きな球体の建造物。スマホのカメラの性能が微妙すぎて夜景が綺麗に撮れないのが残念ではあるのですが、ぼんやりと光を放つ様子はなんとも幻想的です。周辺のフェンスや木々にもイルミネーションが施されており、記念撮影をしている人たちがあちこちで見られました。

THE JEWELRY は今年 2025 年 4 月 10 日に開業したばかり。第一弾として、大阪・関西万博の開催に合わせて関西最大級のベイサイドカフェがオープン。万博開催後には第二弾として順次サービスを追加していくとのこと。

THE JEWELRY のフードトラックの写真

球体の建造物の周囲をぐるりとカーブを描くように造られた歩道には多数のキッチンカーが並び、食べ物や飲み物を販売していました。

人も多くてなんだかお祭りみたいだなあと思っていたのですが、調べてみるとこの日は本当にお祭りが開催されていたようで、大道芸人のパフォーマンスが見られたり、DJ による BGM が流れたり、花火の打ち上げも行われていた模様。

私が訪れたタイミングでは少しずつ撤収作業が行われているような状態だったので、コスモスクエア駅へと向かう人が多かったのも納得です。

THE JEWELRY のライトアップされた建物の写真

海に浮かぶ大きな球体の建物の側には、インスタグラムのロゴみたいな色の光を放つ半円形の建物が。ベイサイドカフェと聞いて訪れていたのでこの場所がそうなのかな?と思いながら中へと入ってみると、椅子やテーブルはあるもののメニューやレジは無く、休憩所のような雰囲気。

キッチンカーから食べ物や飲み物を買って、こちらの休憩所や屋外のベンチなどに座りながら景色を楽しむスタイルのカフェ…ということなのでしょうか。一般的なカフェとは全く異なるタイプの場所ですが、キッチンカーから買ってきたものをたくさん並べてのんびり過ごすのは、想像するだけでも結構楽しそうです。


なにわの海の時空館跡地に新しく出来た「THE JEWELRY」へ行ってきましたが、ライトアップによって思っていた以上に幻想的な空間で驚きました。

実は、私は 3 年ほど前にこの「なにわの海の時空館」跡地を訪れたことがありました。なんだか廃墟のようで人も見当たらないような状態だったこの場所が、こんなに美しくて幻想的で人が集まる場所に生まれ変わったのだなと思うと感慨深いというかなんというか。

今回はひとりでの訪問でしたが、仲の良い知り合いを引き連れて駄弁るのにはちょうど良さそう。キッチンカーの出店や営業時間は不定期だそうなのでなかなか日程を決めづらそうではありますが、機会があればまた訪れたいです。