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飛行機に乗って神戸空港から茨城空港へ飛んできた

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ひらたけ

北関東、茨城県へはこれまでの人生で一度も訪れたことがなく、行ってみたいなということで 神戸空港から飛行機に乗って茨城県へ行ってきました✈️ 関西から直接茨城県へと向かう快適な空の旅と、茨城空港内の散策をしてきたので、旅の思い出を振り返りながらゆるりと文章を書いていきます。


朝の早い時間に大阪から JR 線とポートライナーを乗り継いでやってきたのは、神戸港の南に浮かぶ人工島・神戸空港。朝の 7 時前という時間でしたが、三宮から神戸空港へと向かうポートライナーの車内はかなりの混雑具合。大きなキャリーバッグを持った乗客もちらほらと見られました。

大阪から東京への移動は東海道新幹線を利用する方が多いイメージなのですが、北関東は「一体どうやって行けば…?」とよく分からない感じ。鉄道だと新幹線で東京まで移動して、そこから上野東京ラインの列車や特急ひたちなどの特急列車に乗車する感じになるっぽい。

今回は 茨城に着いてから巡る目的地の場所などを考慮して飛行機で茨城へと向かう ことにしました。私は過去に何度か、飛行機に乗らないのに神戸空港へと遊びに来ているのですが、その際に茨城行きの飛行機が飛んでいることを知り、気になっていたというのも理由のひとつです。

神戸空港に駐機中のスカイマークの飛行機の写真

今回搭乗した飛行機は朝 8 時 10 分に神戸空港を出発する スカイマーク 182 便 で、3 列 + 3 列のジェット機。保安検査場を通過した後で飛行機の大きさを確認していないことに気付き、背負ってきたリュックが「このサイズの荷物は持ち込めません」と言われてしまわないか心配でしたが、普通に大きな飛行機でした。

神戸空港の保安検査場の外へは何度か足を運んでいますが、保安検査場の中に入るのは今回が初めて。保安検査場を抜けた先には土産物などを取り扱う「神戸旅日記 国内ゲート店」と、飛行機出発前にゆっくりと過ごすことのできる「黒レンガ倉庫CAFE」というカフェの 2 つの店舗が存在。

まだ朝食を食べていなかったのと、出発まで少し時間があったので、黒レンガ倉庫 CAFE にて「黒レンガ珈琲ラテ」と名物だというフレンチトーストをいただきました。お値段はなかなかお高めではありましたが、フレンチトーストがめちゃくちゃとろとろでジュワって感じで非常においしかったです。

スカイマークの機内サービスのさしま茶の写真

出発の時間が迫り、いよいよ飛行機の機内へ。保安検査場を通る前に自動チェックイン機で発券したチケットを持ち、搭乗口のゲートを通過。階段を降りて、地上を歩いて飛行機の元へと向かいます。

飛行機で茨城へ向かう人ってそんなに多くなさそうだな、と思っていたのですが、意外と乗客の数は多め。3 列シートの真ん中に座っているお客さんはほぼ居ない感じではあるものの、それ以外の席は埋まっているような状態。ビジネス利用と思われる方もいらっしゃいましたが、旅行客のほうが多めな印象を受けました。

定刻になり、飛行機は神戸空港を離陸。ベルト着用のランプが消えたところで、無料のドリンクサービスとして 4 種類のドリンクの中から 1 つをいただけるサービスがありました。ラインナップはホットコーヒーに温かいお茶、冷たいりんごジュース、冷たいナチュラルミネラルウォーター。

この 4 種類のドリンクの中にあるお茶は今回の目的地である茨城県のものだそうで、せっかくの茨城旅行ということでこちらをいただきました。さしま茶というお茶で、日本で初めてアメリカへと渡ったお茶らしい。

茨城空港の写真

飛行機は順調に雲の上を飛んでいき、1 時間ほどで 茨城空港 に到着。茨城空港を発着する国内線はスカイマークの飛行機のみのようで、建物には「15th ANNIVERSARY」という文字とスカイマークの飛行機のイラストが描かれていました。

空港の近くには鉄道の駅は存在していませんが、茨城県の県庁所在地である水戸方面や JR 石岡駅方面、東京駅方面へと向かう連絡バスが空港と駅とを結んでおり、車を運転できない人も安心して利用できます。

茨城空港の送迎デッキからの景色の写真

今回は JR 石岡駅へと向かうバスに乗車する予定をしていて、発車の時間まで時間があったため空港内を散策することに。建物は 2 階建てで、1 階には北海道でよく見られるコンビニ セイコーマート の姿がありました。

セイコーマートは北海道の他では埼玉県と今回訪れた茨城県にのみ存在しているようで、本州で見ることになるとは思っておらずびっくり。せっかくなのでセイコーマートの店内を覗いてみると、ボトルに「北海道限定」と書かれたペットボトル入りの炭酸飲料が目立つ位置に並べられていました。

この「Ribbon ナポリン」というドリンクは 1911 年に誕生して以来 100 年以上もの間北海道で支持を受けている炭酸飲料だそうで、北海道限定のものが茨城で売っているということに心惹かれて購入。中身はラベルと同じオレンジの蛍光色、味は甘みが強めなサイダーっぽい感じ。

茨城空港内のセイコーマートで購入したリボンナポリンの写真

2 階には茨城空港を発着する飛行機の姿がよく見える送迎デッキがあり、柵の向こうには今回お世話になったスカイマークの飛行機の姿が。

実は国内線で ANAJAL 以外の航空会社の飛行機に搭乗するのは今回が初めてだったので「どんな感じなんだろう」とちょっぴり不安だったのですが、座席も狭すぎるようなことはなく、ドリンクのサービスもあって非常に快適でした。

茨城空港内のスカイライトカフェのメニューの写真

空港の 2 階には屋外の送迎デッキの他には飲食店や土産物を扱うお店などが並び、特に和食レストランとカフェのある休憩スペースには多くの人が集まっていました。

まだバスの時間まで少し余裕があるから何か飲み物でも…とカフェへと向かうと、なにやら気になる内容が書かれた看板がお店の前に設置されているのを発見。看板にどデカい写真付きで載っていたのは「納豆ドッグ」なる食べ物で、茨城といえばの納豆がパンの間に挟まったホットドッグのよう。

スカイライトカフェの納豆ドッグとカフェラテの写真

茨城名物だなんて書かれたら、これはもう食べるしかないだろうということで、さっそく注文。通常の納豆ドッグと、チーズが乗せられた納豆チーズドッグの 2 種類がありましたが、今回は納豆ドッグを選択。受け取った後で、カウンターに置かれたケチャップなどを自分で好きなようにかけて食べるスタイル。ケチャップ、マスタードの他にからしが用意されていたのが、納豆を意識しているようで面白いなと思いました。

細長いパンの中にはソーセージとキャベツ、それから思っていたよりも大量の納豆。とても美味しいけれど、糸が伸びるし、納豆の粒がこぼれまくるしで、食べる難易度はかなり高め。納豆らしい臭いもするので、これから飛行機に乗るぞ、というタイミングで食べるのはなかなか勇気が要るかも。


神戸空港から飛行機に乗って茨城空港へ行ってきましたが、空の旅は快適であっという間な移動時間でした。鉄道での移動では、新大阪から東京までで 2 時間半、そこからさらに特急列車で 2 時間ほどとかなりの時間がかかるので、目的地によっては飛行機での移動は便利そうです。金額的にも、2 か月前に予約をしたら 1 万円ちょうどくらいで、おそらく新幹線よりもお安く移動できたのも助かりました。

茨城空港からの移動については、行き先によっては今回のように 1 時間近く待ち時間が発生することもありますが、施設内にお店や景色を見られるデッキがあるので退屈はしないと思います。関西から茨城への旅行をお考えの場合は、ぜひ飛行機を利用してみてはいかがでしょうか。