夏パスで大阪・関西万博へ行く DAY1
- 投稿した日
- 更新した日
- 書いたひと
- ひらたけ
夏だ!大阪・関西万博だ!万博の夏パスの期間だ!ということで、万博の夏パスを買ったので 夏パスで大阪・関西万博へ行ってきました🎌 1 回目の万博訪問を決行したのは、夏パス期間初日の 7 月 19 日。連休初日かつ夏休みシーズン到来ということで、おそらく相当な混雑をしていたと思いますが、暑さに負けず色々見てきました。
訪れたパビリオンの一部については、諸事情により明日以降の投稿で個別に話を書こうと思っています(長いと書くのが大変&ブログもとい日記の毎日投稿のネタが足りなくなるため)。
1 回目の万博訪問は東ゲートから。大混雑の Osaka Metro 中央線に乗車して夢洲駅を下車し、人の流れに沿ってゲートへと向かいます。フェンスで仕切られた通路をうねうねと歩いていくと、目の前には「EXPO 2025 OSAKA KANSAI JAPAN 東ゲート EAST GATE」と書かれたゲートがお目見え。
私は万博開催前の 2 月のはじめ頃、地下鉄中央線が夢洲駅へと延伸開業した際に 夢洲駅を訪れて遠くからこの東ゲートを見に来ていた のですが、あのとき見たゲートをついにくぐることができるのかと思うとなんだかより一層ワクワクした気持ちが高まってきます。
おそらく同じ時間に入場の予約をしているのであろう周囲の人たちの中には暑さ対策のために日傘をさしている人がかなり多く、全体の半分近く居たように思います。頻繁に頭に傘がぶつかったので、目に当たらないよう気をつけないと危なそうだなと感じました。
入場時間になり、列が進み始めます。ゲートでは手荷物検査があり、ほとんど空港で保安検査場を通過するときみたいな感じ。荷物をトレイに乗っけて、飲み物はカバンから出して、金属探知機みたいな装置をくぐり抜けた後のところで荷物を受け取ります。その後でスマホに表示した 2 次元バーコードを係の方に提示して読み取ってもらい、会場内へ。
今回 10:00 入場の枠を予約していたので、その 20 分ほど前にゲート前に待機していたのですが、思っていたよりも列の進みがスムーズで 10:10 くらいには中に入ることができました。運良く列の進みが早い列に並ぶことができたのも運が良かったです。結構進み具合に差があった気がします。
1 回目の万博訪問で訪れたパビリオンは以下の通り。予約の抽選に全落ちしたため、一緒に訪れた方と一緒に何のアテもなくうろうろ彷徨って、入れそうなところに入った感じです。
- コモンズ D 館
- オマーンパビリオン
- ポーランドパビリオン
- ルーマニアパビリオン
- バングラデシュパビリオン
- セネガルパビリオン
- チリパビリオン
- カンボジアパビリオン
- アルジェリアパビリオン
- バルト館
上記のうち「コモンズ D 館」「オマーンパビリオン」「ポーランドパビリオン」「ルーマニアパビリオン」に関しては、建物も大きくそれなりに時間をかけて見て回ったので後日別の投稿で話を書くとして、それ以外で訪れた場所について書いていきます。
まず、全体を通して感じたのは私の外国に関する知識のなさ。今回訪れたパビリオンの国々について、国名をなんとなくうっすら知っている…聞いたことある…かも?みたいな国が大半で、それぞれどの大陸にあってどういう特色があって…ということも知りませんでした。
一緒に万博を訪れた方がそういった知識が非常に豊富な方だったので、パビリオンを訪れるたびに「この国はアフリカ大陸のこの辺にあって…」「この国は産油国で…」「ここではフランス語が話されていて…」と話をしてくださったので、その情報を踏まえたうえで展示を見ることができましたが、それがなかったら「ふーん…」とぼんやり見てぼんやり通り過ぎるだけだった気がします。
学生時代も社会人になってからも、基本的にはパソコンでプログラムを書くなどキーボードをカタカタしていることが多く、こうしてブログもとい日記を書くようになってからようやく様々な場所へ出かけるようになりましたが、それでも行き先は日本国内ばかり。
海外のことなんて知ろうともしてこなかったので、今回万博を訪れることでそういったことを知るキッカケが得られて嬉しい半分、知識があればもっと楽しめたのかなという悔しい気持ちが半分、といった感じ。
そんな複雑な気持ちになりつつ、訪れた各パビリオン。バングラデシュのパビリオンは、他のパビリオンが長い列ができている中でもほとんど列がなく、待ち時間ほぼゼロで入ることができましたが、展示を見る列も常に動き続けているような状態で、立ち止まって展示を見ることができない感じでした。
速読スキルがないのでサッと写真を撮って後で見返すという荒業に出る羽目になったのですが、世界最大級のデルタ地帯でベンガル湾と接しているとか、北側にはヒマラヤ山脈がそびえ立っているなどの地理的な説明が書かれた展示や、言われてみれば最近バングラデシュ製の服ってよく見るかも、と思わせる服やカバンなどの展示などがありました。
印象的だったのは日本の国旗とバングラデシュの国旗の比較表が置いてあったことで、バングラデシュといえば日本の国旗の色違いみたいなイメージがあったので、勉強になりました。バングラデシュの国旗の赤い丸は旗竿側に少しズレていて、その意味は独立戦争の犠牲者の血なのだそう。軽々しく「日本の国旗と似ているね~」なんて言ってはいけないのかもしれない…。
セネガルパビリオンも待ち時間ほとんどなしで入ることができ、入口を入ってすぐのところでひたすらセネガルの言葉と思われる声を笑顔で発しておられる方がいらっしゃったのが印象的。
耳で聞こえた音の雰囲気から調べてみると、ウォロフ語という言語で「いらっしゃいませ」を意味する「dalal ak jàmm」をパビリオンを訪れた人たちに向けて話していたみたい(たぶん)。展示の内容の大半が英語で書かれていて、真面目に授業を受けていたのに英語の単位を落としまくった私には読めず。
チリパビリオンについては、中でワインらしきものを飲んでいる人たちが集まっているのを見ながら建物内をぐるっと一周して出てきただけという感じでした。私はお酒が飲めないのでアレですが、お好きな方は予約してから訪問するのが良いのかも。
カンボジアは、今回訪れたパビリオンの国の中では数少ない国名と場所が一致する国。少し前に知り合いの方が旅行で訪れているのを SNS で見かけて、地図アプリで「この辺にあるんだ~」となんとなく見ていました。
東南アジアにあるカンボジアは、日本と同じくお米を食べる習慣のある国だそうで、パビリオン内には黄金色の稲穂が並んでいました。米の生産面積は 3.86 百万ヘクタール以上に及び、その収穫量は 1,380 万トンを超えているとのこと。この生産規模を誇るカンボジアは、現在世界有数の米生産国のひとつに数えられています。
アルジェリアパビリオンは、全体的に照明が暗めで美術館や博物館のような雰囲気。アルジェリアはアフリカ大陸にある国で、北側は地中海に面しています。アフリカ、アラブ世界、地中海沿岸地域にある国の中で最大の面積を持つ国だそうで、世界全体でも 10 番目に大きいのだとか。
スクリーンに映る映像を見る展示が多かったのですが、その映像内に登場する女の子の声がアニメ声というか萌え声というか、そういった感じだったのが印象的でした。合成音声のような不自然さも特に感じられなかったので、声優さんに依頼して声を入れてもらったのでしょうか…?
この日最後の訪問となるパビリオン、バルト館はラトビアという国とリトアニアという国のパビリオン。壁にはバルトの草原に生息するという植物の押し花的なものがズラリと並んでいます。並んでいる植物はどれも世代を超えて受け継がれてきた薬効を持ち、人々の健康と幸福を高めてきたそうです。
バルトパビリオン公式アンバサダーの「バラビちゃん」というキャラクターがいて、どこか可愛らしい雰囲気の展示もされていました。
これらのパビリオンをうろうろとしつつ、お昼時には会場西側の「好きやねん大阪フードコート WEST SIDE」というフードコート内にある「CRAFTMAN UMAMI」というお店でオムライスをいただきました。
万博会場内の食事はめちゃくちゃ高額なものが多く、一応「せっかくだし海外っぽいもの食べてみたいな~」と思いながら色々見て回ったのですが、ほとんどが 3,000 円から 5,000 円くらいはする感じ。探し回った挙げ句普通に日本食になりました。お値段はオムライスと烏龍茶を合わせて 1,254 円。
待ちに待った夏パス期間ということで万博へ行ってきましたが、とにかく暑いしとにかく人が多かったです。ただ、それでも来てよかったと思いましたし、何度でも繰り返し訪れたいという気持ちになりました。夏パスの期間は 8 月末まで。まだまだいっぱい楽しみたいところです。