大韓民国パビリオンへ行ってきた
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日本のお隣にある国 大韓民国の韓国館へ行ってきました🇰🇷 海外パビリオンのあるコネクティングゾーン・セービングゾーン・エンパワーリングゾーンという大屋根リング内に広がる 3 つのゾーンのうち、北側の コネクティングゾーンにあるパビリオン です。
訪れたタイミングでの待ち時間はおよそ 30 分ほど。事前に予約することも可能ですが、私はパビリオンの抽選に全て外れたため予約なしで訪れました。非常に日差しが強く暑い日ではあったものの、並んでいた時間の半分ほどはパラソルや屋根の下で日陰になっていたので助かりました。
列に並んで進んだ先には「音声録音ブース」という、証明写真を撮影する機械みたいな個室が 5 つほど並んでおり、画面に表示された質問への回答を録音することになります。たしか「あなたが大切にしていることは?」的な質問だったと思うのですが、なんとなく内面的なものを人前で晒すことに抵抗があり、ごにょごにょと濁してしまいました。自分以外の人間がいる場でこういうことするの本当に無理すぎる。
韓国パビリオンの展示は 3 つに分かれていて、まず足を踏み入れたのは薄暗くてモノが何も無い部屋。しばらくすると天井からビームのように丸い光が一定間隔で放たれ、辺りを照らします。その後大きな音で激しめな音楽が鳴り始め、その音楽に合わせて天井や壁から様々な色の光が飛び出してきました。
部屋はまるでクラブか何かのよう。若い女性のグループが音楽に合わせて体を上下に動かして楽しそうにしている中、目がチカチカして薄目を開けて棒立ちする私。光の点滅が得意でない方は注意したほうがいいかも。
続いての部屋では「韓国の技術がつなぐ、廃墟から命の再生へ」というテーマで展示がされていました。今度はなにもない部屋ではなく、花が植えられた小さい岩山のようなものと、そこから上に突き出している管楽器のようなもの。そして天井には「H₂」と書かれた装置が取り付けられています。
来場者が下にある吹き込み口に息を吹きかけると、天井に取り付けられた装置からシャボン玉のようなものが出てきて岩山に降り注ぎました。訪れた人が吹き込んだ息と水素燃料が化学反応を起こして水を生み出しているのだそうで、韓国の水素エネルギー技術を用いて演出されています。
近くに居た方が「触ったらねちょっとしてた」みたいなことを話していたのですが、誰のものか分からない息から生まれた水を触る勇気、すごすぎる。
最後に訪れたのは、前と左右に大きなスクリーンがある部屋。左奥にはピアノも置かれています。来場者が床に座ったところで 3 面にあるスクリーンに映像が映し出され、物語が動き出します。物語は今から 15 年後、2040 年の未来が舞台となっていて、祖父と思われる人物が遺した楽譜を、その孫らしき女性が完成させるまでを描いていた…と思います。
あんまり見たことはないですが、韓国といえばの韓国ドラマっぽい雰囲気で、途中では K-POP っぽい(これもあんまり聞いたことないですが)音楽とダンスが挟まれ、韓国らしさが詰め込まれた映像となっていました。
3 つの展示エリアを見終えた先には韓国料理を食べることができるイートインスペースが用意されていて、ヤンニョムチキンなどを食べることができるようになっていました。
見て回るのにかかった時間は 30 分ほど。私は目がチカチカしたり、普段から韓国ドラマにも K-POP にもあまり触れていなかったりで、なんとなく見ていただけになってしまいましたが、韓国の文化が好きな方はもっと楽しめるのかも。
パビリオンに入る前の待ち時間にふと隣を見るとスタッフの方が使っているノートパソコンが置いてあったのですが、しっかりサムスン製だったのが「さすが韓国…」となりました。日本でサムスン製のノートパソコンを見たことないかもしれん。韓国だと結構一般的なんですかね。