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食欲をそそる匂いがすごいネパールパビリオンへ行く

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ひらたけ

南アジアの国 ネパールのネパールパビリオンへ行ってきました🇳🇵 海外パビリオンのあるコネクティングゾーン・セービングゾーン・エンパワーリングゾーンという大屋根リング内に広がる 3 つのゾーンのうち、西側の コネクティングゾーンにあるパビリオン です。

訪れたタイミングでの待ち時間はおよそ 10 分ほど。予約などは特に必要ありません。中へ入るための列が大屋根リングの下だったので、風の通る日陰で涼みながら待つことができてかなり快適。列の進みもかなり早かったと思います。

ただ、パビリオンの建物のほうからひたすらカレーっぽいスパイスのおいしそうな香りが漂ってくるので、これとの闘いが大変でした。めっちゃお腹空いてくる…。

大阪・関西万博のネパールパビリオンの写真

約 3,000 万人の人々が暮らすネパールは周りをインドと中国に囲まれている内陸国で、首都はカトマンズ。国旗が世界で唯一四角形ではない形をしていて、2 つの三角形を組み合わせたような形をしています。日本の街を歩いているとあちこちに「インド・ネパール料理店」が存在しているので、見たことがあるという人も多いはず。

ネパールパビリオンは、大阪・関西万博で最後に開館したパビリオン。建設費の未払いによって工事が止まっていた そうで、夏パスの利用期間初日の 7 月 19 日にオープンしました。建物はレンガ造りで、これはネパールの首都であるカトマンズでよく見られる建築様式なのだそう。

大阪・関西万博のネパールパビリオンの写真

日本はネパールから衣類やカーペット、織物などを輸入しているそうで、パビリオンの展示エリアに入ってすぐのところにはネパールで作られたと思われる織物が壁に掛けられていました。

展示の大半は撮影が禁止となっていて、さらにスタッフの方が「立ち止まらないでください」と来館者に声をかけ続けているため常に前へと歩き続けながら展示を見る感じでした。置かれている仏教やヒンドゥー教関連のものと思われる像などに説明文が一切なかったので、「一体何なのかは分からないけどすげー」となりながら見てました。

ネパールパビリオンで購入したラッシーの写真

ネパールパビリオンに入る前も、入ってからの展示を見ている間も、ずっと周囲に漂うのは食欲をそそるスパイスの香り。パビリオンの入り口を入ってすぐのところにはカレーやナンなどを販売するお店が並んでいて、香りにつられた人たちが大勢列をなしていました。

私は辛いものが苦手なのと、スパイスの入っている食べ物を食べると辛さに関わらず汗が止まらなくなって大変なので、カレーは注文せずラッシーだけ購入しました。ヨーグルトの味がするものの酸味は少なめで、甘くて冷たくて美味しかったです。


ネパールパビリオンは万博会場の東ゲートから大屋根リングの方向へと歩いていくと近くに出現し、圧倒的な食欲をそそる香りで来場者の腹を空かせにくるので注意が必要です。展示の内容は織物や金色っぽい色をした像が並んでいて宗教色が強めな印象でした。待ち時間も短く、展示を見るのにかかる時間も 15 分ほど。サッと見て回れたのは良かったです。