アゼルバイジャンパビリオンへ行ってきた
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アジアとヨーロッパと中東の境目あたりにある国 アゼルバイジャン共和国のアゼルバイジャンパビリオンへ行ってきました🇦🇿 海外パビリオンのあるコネクティングゾーン・セービングゾーン・エンパワーリングゾーンという大屋根リング内に広がる 3 つのゾーンのうち、北側の コネクティングゾーンにあるパビリオン です。
訪れたタイミングでの待ち時間はおよそ 20 分ほど。自由入場となっていて、予約などは特に必要ありません。建物の外観が特徴的で、なんだか博物館や美術館のよう。ニザミ・ガンジャヴィという詩人の代表作である「七人の美女」にインスパイアされたとあり、くるくると回転する女性の像が配置された 7 つのアーチをくぐり抜けて建物内へと入ります。
約 1,050 万人の人々が暮らすアゼルバイジャン共和国は世界最大の湖であるカスピ海の西岸にある国で、首都はバクー。地理に詳しくないのでどこまでがヨーロッパで、どこまでがアジアで、どこまでが中東なのか分からないのですが、外務省のウェブサイトにある国・地域 のページでは欧州に分類されていました。
国旗にはイスラム教のシンボルとして使われることの多い「三日月と星」が描かれており、主にイスラム教シーア派という宗教が信仰されているそうです。また、アゼルバイジャンは石油や天然ガスといった資源が豊富なようで、それらの資源や石油製品、鉄鉱などが主要産業となっているとのこと。
建物内へ入ると、まずは細長いカーテンのようなもので丸く区切られた空間へと向かいます。中央にプロジェクターが設置され、周囲に映し出される映像を鑑賞します。
アゼルバイジャンの街並みや自然の映像が流れていた…と思うのですが、隙間が空いているカーテンのようなものに映している関係で、時折表示される説明の文章を読む難易度が高め。スペースの都合で仕方がない部分もあるのだとは思うのですが、平らなスクリーンで見たかったかも。
映像を見終えた後は、カーテンをくぐってアゼルバイジャンの伝統的な衣装や芸術品などの展示がされているエリアへと移動します。
なんとなく見ていたら、スタッフの方が話しかけてくださって置いてあるモノの説明をしてくださいました。とてもイングリッシュでほとんど何を言っているのか謎だったのですが、「ザル」という言葉は聞き取れたのできっと「これは日本でいうザルのようなものだよ~」的な話をしていたのかな?という感じ。たぶん。
展示エリアの奥にはショップがあり、後は出口から出ていくだけなのですが、ここで少し寄り道。階段を登って 3 階へと向かうと、アゼルバイジャンの料理が楽しめるカフェが営業していました。やたら日本のメロンパンがメニューに大きく掲載されていたのは謎ですが、こちらでアゼルバイジャンの郷土料理をいただくことに。
お肉やサフラン(スパイスらしい)を使用した炊き込みご飯「プロフ」で作られたおにぎりをいただいたのですが、干しブドウが入っているなど日本で食べるおにぎりには見られないような具材と、異国感溢れるエキゾチックな味で美味しかったです。
見て回るのにかかった時間は 20 分ほど。外観や入り口の像とアーチがメインの見どころなのかな?という感じでした。待っている間の暑さで、あまり入り口をしっかり見ないままスッと建物内へと移動してしまったのが少しもったいなかったなと反省。
いただいた郷土料理は美味しかったですし、そもそもアゼルバイジャンがどこにある国なのか知らなかったので勉強にもなりました。