夢洲駅から万博の西ゲートまでを徒歩で行く
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先日、大阪・関西万博 の西ゲートを利用した際に 東ゲートの最寄り駅である地下鉄夢洲駅から西ゲートまでの間を歩いて移動してきました🚶 西ゲートへは新大阪駅との間をエキスポライナーが運行されている JR 桜島駅をはじめ、梅田やなんば、上本町や堺・堺東などから多数運行されているシャトルバスを利用することで行くことができますが、夢洲駅から歩いていくことも可能。
ということで、もしかしたら万博開催期間中にしか歩くことができないかもしれない夢洲駅から西ゲートへの徒歩ルートを通って、西ゲートまで歩いてきました。
地下鉄中央線に乗車してやってきたのは、Osaka Metro 中央線の夢洲駅。今回で万博は 3 回目で、さらには万博開催前の 地下鉄中央線夢洲延伸開業時にも駅を訪れている ので、なんだかんだでそろそろこの駅舎も見慣れてきた感じがします。
ずらりと並ぶ自動改札機を通り抜け、大混雑のなか地上へと向かう階段をのぼり、警備員の方の誘導に従って移動。分かりやすく「西ゲート」「West Gate」と書かれた案内が設置された通路を進んでいきます。
少し前にも 夢洲駅から西ゲートまでを歩こうと試みたことがあった のですが、その時は「お散歩したいけど、どこに行こうかな~?そうだ、西ゲートまで歩いてみよう!」という感じで訪れたため、「西ゲートの入場予約の方のみ通行可」の文字の前に敢えなく撃沈。
しかし今回は違います。ちゃんと西ゲートの入場予約をした上で夢洲駅までやってきているので、追い出される心配をする必要はありません。堂々と、胸を張って、西ゲートへと向かう道を歩き始めます。
東ゲートへ向かう人の数と比べると、やはり西ゲートへと向かう人の数はかなり少なめ。西ゲートから入場する場合は、ほとんどの方がシャトルバスを予約していると思うので当然のことではありますが、人が多すぎて思うように前へ進めないようなことは特になくスムーズです。
少し歩いたところには「西ゲート行き徒歩ルート」と「西ゲート行きバスルート」の分岐がありました。桜島駅や大阪駅などからシャトルバスが出ていますが、事前にチケットを購入しておかなくてはいけなかったり、予約が必要だったりするものがほとんど。この「西ゲート行きバスルート」は西ゲートの入場予約があれば予約不要で利用でき、IC カードでの乗車が可能です。
徒歩とバスの運命の分かれ道、今回は元気よく歩いていくぞということで右に曲がって徒歩ルートへ。様々な国の国旗が並んでいるところの隣を歩いて西ゲートを目指します。
少し歩いたところにはテントと係員の方が待ち構えており、そこで西ゲートから入場する万博チケットの確認がありました。あらかじめスクリーンショットを撮っておいた万博入場用の二次元バーコードを見せて、西ゲートの入場予約があることを確認していただき、さらに先へと進みます。
途中で入場予約の確認があるとは思わなかったので、前に来たときに「西ゲートの入場予約の方のみ通行可」の案内に気付いて、ちゃんと引き返すことができて良かったなとホッとしました。
西ゲート行き徒歩ルートは、常に左右をフェンスやカラーコーンとコーンバーによって区切られている一方通行の道。分かれ道もなく、すぐ迷子になってしまう私でも途中で道に迷う心配はありません。歩いている人は様々で、仲の良さそうな夫婦や、子ども連れで万博を訪れたお父さん、日傘をさして歩く女性の方など。私のように散歩が趣味な独身男性くらいしかいないのでは?と思っていたので、結構意外でした。
大屋根リングのある万博会場とは道路を挟んで逆側には、何かの工事をしていると思われる大きなクレーンがいくつも並んでいます。夢洲では統合型リゾート(IR)の開業に向けた取り組みが進められており、この建設が今年 4 月に始まったそうなので、その工事現場…だと思います。
IR の開業は 2030 年秋ごろを予定しているそうで、まだまだ先の話ではありますが、万博で賑わっている夢洲が万博終了後にどうなっていくのか気になるところです。休日にのんびり海沿いをお散歩できるような場所ができたらいいなあ…。
工事現場のところに「Welcome to EXPO 2025」と書かれていたのが、西ゲートに近づくとミャクミャクのイラストと共に「わくわくしてきた?」というメッセージが書かれたものに変わり、徐々にテンションも上がっていきます。また、西ゲートに近づいていくと警備員らしき方が「ようこそ~」と声をかけてくれるようになり、いよいよ万博だ、と気持ちが高まります。
たくさんのバスが集まっている横を歩き、東ゲート側にも並んでいた国旗の並ぶエリアを通り抜けます。バスに乗車してやってきた人たちと合流し、東ゲート最寄りの夢洲駅を出発してから およそ 20 分ほどで万博会場の西ゲートに到着 しました。訪れたのが 11 時ごろということもあってか、東ゲートに比べるとゲート前にいる人の数はだいぶ少なめです。
夢洲駅から万博の西ゲートまでを歩きましたが、30 分以上はかかるかな?と予想していたので、思っていたよりもあっという間だったなという感じ。途中日差しを遮るものが何もないので、そこが少し大変かもですが、それ以外は急な坂道があるわけでもなく、道が入り組んでいるわけでもなく、綺麗に舗装された道が続いていて歩きやすかったです。おつかれさまでした。