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スタッフの方のテンションが高すぎるインドネシアパビリオンへ行く

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ひらたけ

東南アジアの国 インドネシア共和国のインドネシアパビリオンへ行ってきました🇮🇩 海外パビリオンのあるコネクティングゾーン・セービングゾーン・エンパワーリングゾーンという大屋根リング内に広がる 3 つのゾーンのうち、北側の コネクティングゾーンにあるパビリオン です。

訪れたタイミングでの待ち時間はおよそ 15 分ほど。予約などは特に必要ありません。多くの人が並んでいましたが列の進みがかなり速く、建物前の待機スペースではミスト噴射がされているなど、列の見た目に反してかなりスムーズで快適でした。

大阪・関西万博のインドネシアパビリオンの写真

約 2.79 億人という非常に多くの人々が暮らすインドネシア共和国は東南アジアの大小さまざまな島々からなる国で、首都は赤道より少し南に位置する島・ジャワ島にあるジャカルタ(2025 年 8 月時点、外務省のウェブサイト より)。ジャワ人やスンダ人など様々な民族が暮らしていて、その数は約 1,300 にも及ぶそう。

インドネシアパビリオンの魅力といえば、なんといってもスタッフの方のノリが良くてテンションが高すぎるところ。建物から流れる陽気な音楽が列に並ぶ前から周囲に響き渡っていたのですが、待機列の整理をされているスタッフの方がその音楽のリズムに合わせて「最・後・尾・あっち・です」「詰・め・て・く・だ・さい」みたいな感じでずーっと歌いながら体を揺らしていました。

たまたまお見かけしたスタッフの方が陽気な方だったのかな?と思いきや、列に並んで進んだ先に居た別の方も同じように口ずさみながら訪問客を案内されていて、入る前から楽しい雰囲気に引き込まれました。同じく列に並んでいた他のお客さんもみんな笑顔で「すごいね」「楽しいね」と言っていて、この時点で個人的にここまで訪れたどのパビリオンよりも満足度が高かったです。

大阪・関西万博のインドネシアパビリオンの写真

ようやく建物の入り口手前までやってくると、またもや笑顔が眩しい陽気なスタッフの方が現れ、集まった多くのお客さんに向けてディズニーランドなどのテーマパークのアトラクションを彷彿とさせる口調で挨拶や、パビリオンやマスコットキャラクターの案内などが行われました。これも途中で集まったお客さんの笑い声が出るくらいには楽しいもの。

そんな素晴らしいスタッフの方々に導かれて、ようやく待ちに待ったパビリオン内部へと入っていきます。扉をくぐり抜けると、そこに広がっていたのはジャングルのような自然あふれる空間。

インドネシアといえば赤道にまたがる島も多い熱帯気候の国。エアコンが効いていて室温は快適ですが、まるで実際にインドネシアの大自然を訪れたかのような気持ちになります。

大阪・関西万博のインドネシアパビリオンの写真

木々の間にはインドネシアに生息しているのであろう「スマトラトラ(SUMATRAN TIGER)」や「コモドドラゴン(KOMODO DRAGON)」などの生き物たちの彫刻などが展示され、それらを探してじっくり鑑賞するのも非常に楽しかったです。

熱帯の自然の中を進んでいった先には大きなスクリーンがある部屋があり、そこにはインドネシアの大自然の映像や、動物や植物などをモチーフにしたと思われる模様などが映し出されていました。映像が動いていたこともあって、乗り物酔いとか 3D 酔いとかしやすい私はあまり滞在できませんでしたが、他の方のレビューなどを読んでいると没入感がすごいと評価が高かったです。

映像が流れる部屋から先、ゆるやかな坂道が続く道中にはインドネシアに暮らす民族の方々が使っているものと思われる武器の展示がされていました。暮らしている場所や風習などによってなのか、見た目がそれぞれ違っていて興味深かったです。

大阪・関西万博のインドネシアパビリオンの写真

その先にあるのは、非常に近未来的な青白い光を纏った空間。円形の部屋の中心には街の模型があり、これはインドネシアの未来の首都・ヌサンタラの模型とのこと。

インドネシアでは現在の首都・ジャカルタのあるジャワ島への人口の一極集中が問題となっており、ジャワ島の広さは国土の 6% ほどに過ぎないのに全人口の半数以上の 1 億 5,000 万人が暮らしているそう。また、ジャカルタでは地下水の汲み上げによって地盤沈下が深刻な問題となっており、災害リスクが高まっているとのこと。

こうした問題を解決するため、インドネシアではジャワ島の北にあるカリマンタン島東部へ首都を移転することを決定。その新たな首都の名前がヌサンタラで、展示されている模型はそのヌサンタラの模型というわけです。

大阪・関西万博のインドネシアパビリオンの写真

伝統的な工芸品らしきモノの展示を見つつ、向かった先は映画館のような部屋。前方の大きなスクリーンに映像が映し出され、ひな壇のようになっている座席の好きなところに座って映像を鑑賞します。

ドキュメンタリー映画のような雰囲気の内容で、「ワヤン・クリット」というインドネシアで行われる伝統的な影絵劇に関するものとなっていました。映像は長くはありませんでしたが、ついつい見入ってしまうような映像で満足感がありました。


見て回るのにかかった時間は 30 分ほど。なんとなく入ったインドネシアパビリオンでしたが、展示のクオリティも高く、なによりスタッフの方の笑顔や対応が素敵すぎて訪れた私も終始笑顔で楽しめました。

たまたまインドネシアパビリオンを訪れる 1 ヶ月ほど前に、何故かヌサンタラについての Wikipedia を読み漁っていたり、Google マップでヌサンタラ周辺を眺めていたりしたので、パビリオン内で「ヌサンタラ」というワードが出てきたタイミングで「おっ」となりました。基本的に地理には全く詳しくないので、珍しく聞いたことある内容が出てきて嬉しかったです。たまたまだけど…。