ブルガリアパビリオンへ行ってきた
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東ヨーロッパにある国 ブルガリア共和国のブルガリアパビリオンへ行ってきました🇧🇬 海外パビリオンのあるコネクティングゾーン・セービングゾーン・エンパワーリングゾーンという大屋根リング内に広がる 3 つのゾーンのうち、西側の セービングゾーンにあるパビリオン です。
訪れたタイミングでの待ち時間は 1 時間半ほど。予約などは特に必要ありません。待機列はずっと大屋根リングの下だったので、比較的涼しい中で待機ができる…かと思いきや、訪れた時間が夕方だったので西日が柱の間から差し込んできてなかなか大変でした。列が動くたびに「頼む…!柱の陰で止まってくれ…!」と祈るゲームが繰り広げられます。
約 645 万人の人々が暮らすブルガリア共和国は黒海の西岸にある国で、首都はソフィア。東ヨーロッパの中でも南のほうに位置しており、トルコと国境を接しています。住んでいる人の約 80 % がブルガリア人で、その大多数がギリシャ正教などが属する東方教会の一派だというブルガリア正教を信仰しているそう。
暑い大屋根リングの下からパビリオン内へと救い出してくれる、黄色と黒のコーンバーを持ったスタッフの方に導かれてやってきたのは、大小さまざまな丸いディスプレイが取り付けられた壁の前。丸い形やバナナのような形をしたフカフカの椅子が全員分ではないですが置かれていて、まずはこちらに座って映像を鑑賞します。
最初の部屋で流れる映像は「過去から現在(Past to Present)」というテーマのもので、ブルガリアの歴史やバクテリアの話、そしてブルガリアパビリオンのマスコットキャラクターである「ラクトちゃん」の紹介などが丸いディスプレイに映し出されます。
パビリオンの入り口の前にブルガリア語で「БЪЛГАРИЯ(ブルガリア)」と書かれた看板が設置されていましたが、様々な国の様々な言語で使われているキリル文字はこのブルガリアで生まれた文字だそう。
また、ブルガリアといえばヨーグルトを思い浮かべる人が多いと思いますが、ブルガリアのヨーグルトは 1970 年に大阪で開催された日本万国博覧会で紹介されたところから大きく広まったという話が映像の中で触れられていました。天皇陛下も食されたそうで、万博後に本場ブルガリアの菌で作られたヨーグルトが日本で販売されるようになったのだとか。
続いては 360 度スクリーンに囲まれた部屋へと移動して、今度は「未来(Future)」がテーマだという映像を鑑賞します。こちらは先ほどまでとは異なり、かなりアート的な雰囲気が強めの映像。後半ではスクリーンに映された二次元バーコードをスマートフォンで読み取って、表示されたページを操作したり質問に答えたりする場面もありました。
見て回るのにかかった時間は 15 分ほど。後半の二次元バーコードを読み取って操作するタイミングで、私のスマートフォンの電波状況が良くなかったのかうまくページを開くことができず結局何もできないまま終わってしまったのが少し残念だったなという気持ちはあるものの、ヨーグルトでしか名前を聞いたことがなかったブルガリアのことを知ることができて勉強になりました。あとラクトちゃんがかわいい。