夏パスで大阪・関西万博へ行く DAY5
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夏だ!大阪・関西万博だ!万博の夏パスの期間だ!ということで、万博の夏パスを買ったので 夏パスで大阪・関西万博へ行ってきました🎌 5 回目の万博訪問を決行したのは、8 月上旬の 8 月 5 日火曜日。せっかく夏パスで行き放題なんだから、どんどん行かなきゃもったいない!ということで、平日の仕事終わりに行ってみました。
訪れたパビリオンの一部については、諸事情により明日以降の投稿で個別に話を書こうと思っています(長いと書くのが大変&ブログもとい日記の毎日投稿のネタが足りなくなるため)。4 回目の投稿は こちら。
5 回目の万博訪問は、鉄道でのアクセスがしやすい東ゲートから。正直なところ平日に行くか行かないかを直前まで悩んでいて、結局行くことにしたわけですが、当然のごとく西ゲートへ向かうシャトルバスなどの予約はしていなかったので大人しく東ゲートで入場予約をしました。
前回、前々回と西ゲートから入場していたので、なんだか久しぶりの東ゲートだなという感覚。夢洲駅へと向かう地下鉄中央線の車内がガラガラだったことから予想はしていましたが、いつも大混雑というイメージのある東ゲートも 20 時というこの時間は帰っていく人たちばかりで入場する人はほとんど見られず、手荷物検査のところには全く列ができていませんでした。
花火の音を聞きながらゲートをくぐり、大勢の人がゲートに向かって歩いてくるところを逆走して大屋根リングの方向へと歩きます。この時間から入場する人は全くいないというわけではありませんでしたが、本当にごくわずか。なんとなく周囲の視線が気まずかったです。
そんな夜遅めの時間からの 5 回目となる万博で訪れたパビリオンは以下の通り。入場の予約すら前日とかにしているのでパビリオンの予約もしておらず、また既に列に並ぶのを締め切っているパビリオンも多かったので、まだ入れるところにサッと飛び込む…みたいな感じとなりました。
- マレーシアパビリオン
- 欧州連合(EU)パビリオン
- オーストラリアパビリオン
上記のうち「マレーシアパビリオン」に関しては、建物も大きくそれなりに時間をかけて見て回ったので後日別の投稿で話を書くとして、それ以外で訪れた場所について書いていきます。
入ることのできるパビリオンを探してはるばるやってきたのは、大屋根リングの中でも西ゲート寄りの位置にある欧州連合(EU)パビリオン。列もなく、自由入場とのことだったので入ってみることにしました。
特に並ぶことなく建物内へと入ることができましたが、中は思っていたよりも人が多め。20 時過ぎという時間にも関わらず子ども連れで訪れている方が多めな印象を受けました。
展示の内容はかなり真面目寄りなもの。体験したりアートを見たりして楽しむというよりは、持続可能性云々や EU について学べるような内容がメインとなっていました。「EU 旗に描かれている星の数はいくつ?」「欧州連合の賛歌は?」といったクイズが書かれている札をめくって答えを確認するような展示もあり、まるで博物館のような雰囲気です。
この日最後に訪れたのはオセアニアの国 オーストラリア連邦 のオーストラリアパビリオン。過去に万博を訪れた際に、スマートフォンで当日登録ができるパビリオンがないかなと探していたときに一覧に並んでいたパビリオンなので、予約なしだと結構並ぶイメージがあったのですが、まさかの待ち時間はゼロ。
約 2,720 万人の人々が暮らすオーストラリア連邦は日本の約 20 倍もの面積を持つ南半球の国で、首都はキャンベラ。日本とオーストラリアの間では貿易が盛んで、オーストラリアは日本の第 3 位の輸入相手国であり、オーストラリアの第 2 位の輸出相手国が日本とのこと。
パビリオンのテーマは「Chasing the Sun ― 太陽の大地へ」で、太陽を追ってオーストラリアを横断する没入型の展示体験が楽しめます。中へと入ると、まずはユーカリと思われる木々が並ぶ森のような空間が広がっていました。木の間をよくみると、コアラなどの動物が映像で映し出されているのが確認できます。
オーストラリアといえばコアラ、コアラといえばユーカリみたいなイメージがあるので、まさにオーストラリアらしい展示エリアです。
奥へと進むと、今度は大小さまざまなディスプレイが壁一面に設置された部屋が見えてきます。正面を見ても左右を見ても後ろを見てもたくさんの画面が並んでいて、その画面がそれぞれ連動してオーストラリアの美しい大自然を映します。
360 度全方向がスクリーンになっていてプロジェクターで映像を映している…というパビリオンは結構見かけましたが、大小様々なディスプレイを使って映すオーストラリアパビリオンの映像は、他のパビリオンで見た映像と比べても没入感がすごかったです。特に海の中のシーンがキラキラと美しく、これだけ輝いて見えるのはプロジェクターで映しているのでは味わえないだろうなと感じました。
会場内のパビリオンがほとんど終了し、どうやら今から入れそうなところはなさそうだぞということで、万博のシンボル・大屋根リングの上へと移動しました。まだ入場してから 1 時間も経っておらず、仕事終わりにわざわざ来たのにこれだけで帰るのも…と思い、少しうろうろとしてから帰ろうとのぼってきたのですが、大屋根リングの上は多くの人が集まっていて大混雑。
大屋根リングの上からは、ライトアップされた様々なパビリオンを眺めることができて非常に綺麗で、海も近いため風が通って気持ちがいいので人が集まるのも分かります。
そんな中、20 時 55 分ごろから始まったのは「One World, One Planet.」という壮大なドローンショー。この時間まで会場内にいたのがこの日が初めてだったので知らなかったのですが、こちらは会期中 184 日間毎日開催されているものなのだそう。
日が沈んで真っ暗な空に光が浮かび上がり、様々な絵が描かれていきます。見ているときはドローンを飛ばしているということを知らなかったので、一体どうやって空に光を映しているんだ…?とものすごく不思議に思っていました。最後には万博会場の東ゲートと西ゲートを指し示す矢印が空に映し出され、来場客に道案内をしていたのがなんだか良かったです。
仕事終わりに万博に行くという、夏パスで行き放題だからこそできる楽しみ方を実践してきましたが、入ることのできるパビリオンは限られていたものの思っていたよりも楽しめました。
お腹空いてないですかー?という飲食店の呼び込みや、各パビリオンから聞こえてくる歌やダンスの賑やかな音に夜ならではのイベントなど、この時間に訪れたからこその体験もあり、なんだかんだで来て良かったなと感じました。