夏パスで大阪・関西万博へ行く DAY6
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夏だ!大阪・関西万博だ!万博の夏パスの期間だ!ということで、万博の夏パスを買ったので 夏パスで大阪・関西万博へ行ってきました🎌 6 回目の万博訪問を決行したのは、お盆休みの連休最終日の人が多いであろう 8 月中旬の日曜、17 日。絶対混んでいるだろうな…と思いつつ、平日は仕事があって行きづらいので大混雑覚悟で万博会場へと乗り込みました。
訪れたパビリオンの一部については、諸事情により明日以降の投稿で個別に話を書こうと思っています(長いと書くのが大変&ブログもとい日記の毎日投稿のネタが足りなくなるため)。5 回目の投稿は こちら。
6 回目の万博訪問は西ゲートから。過去に 2 回ほど西ゲートから入場していますが、1 回目は 夢洲駅から歩いて向かい、2 回目は 大阪駅からシャトルバスに乗車して向かった のですが、今回は JR ゆめ咲線の桜島駅からシャトルバスに乗車して向かいました。
JR 桜島駅周辺やシャトルバス乗り場もかなり混雑していましたが、万博会場の西ゲートまでやってくるとその混雑具合にびっくり。これまで西ゲートを利用した際にはほとんど待ち時間無く入場できたのですが、今回は長い列ができている状態。
並び始めて少ししたタイミングで「隣のゲートを開放しましたー」と係の方が案内していて、一部の方々がそちらへと流れていきました。私は「まあいうてこのまま並んでいたほうが早いだろう」と逆張りのオタクになった結果、無事入場が遅くなりました。隣が開放されたらすぐ移動するのが吉ですね。
6 回目となる万博で訪れたパビリオンは以下の通り。実家に帰ってソファの上でポチポチしてたら奇跡的に空き枠先着で予約がひとつ取れたので、予約の時間までは各パビリオンの列の様子を見ながら長い列に並んだりうろうろと散策したりしました。
- ベルギーパビリオン
- コロンビアパビリオン
- カタールパビリオン
- アラブ首長国連邦(UAE)パビリオン
- ノルディック・サークル(北欧館)
- フューチャーライフヴィレッジ
- 未来の都市
上記のうち「ベルギーパビリオン」「コロンビアパビリオン」「カタールパビリオン」に関しては、建物も大きくそれなりに時間をかけて見て回ったので後日別の投稿で話を書くとして、それ以外で訪れた場所について書いていきます。
残暑が厳しい夏の万博。どのパビリオンも列が長くて大変だ…と思いながら歩いていたときに聞こえてきた「すぐに入れます」「中は涼しいです」という声に誘われるようにして、やってきたのは アラブ首長国連邦(UAE)パビリオン。
人の多いお盆の連休中、15 時頃という人が多そうな時間帯にも関わらず、聞こえてきた声の通りすぐに建物内へと入ることができました。建物内にはナツメヤシという木からつくられたという大きな柱が何本も立ち並んでおり、ヤシの木の香りなのか館内は独特な匂いが漂っていました。
ナツメヤシは、50 度以上の暑さやマイナス 2 度の寒さといった厳しい気温の変化にも強い植物で、砂漠の多いアラブ首長国連邦でも育つことができるのだそう。乾燥させたヤシの葉を束ねた「アルダアン」は伝統的な住居である「アリーシュの住居」の屋根の材料としても使われているとのことです。
太くて背の高い柱と柱の間には様々な展示があり、また柱自体にもナツメヤシについての説明看板がひっそりと取り付けられているものがありました。それらを探しながら柱の間を歩いていくのが、なんだか宝探し感があって楽しかったです。
続いてやってきたのは会場南側にあるノルディック・サークル。こちらは北欧の 5 カ国、デンマーク王国・フィンランド共和国・アイスランド・スウェーデン王国・ノルウェー王国 によって運営されているパビリオンで、一度前を通った際には入場制限中だったものが、次に通ったときには列に並ぶことができるようになっていたので人の流れに乗って入館を決めました。
待ち時間は 15 分ほどと、思っていたよりは短め。並んでいる間には国旗の説明や北欧の各国についての紹介などがされていて、訪れた人たちを退屈させないような心配りが感じられました。並んだタイミング的に、デンマークとフィンランドの説明しか聞くことができませんでしたが、北欧の国々について全然知らなかったので勉強になりました。
デンマークは一番高い山でも 170m と高い山が少なく、雪国だけれどスキーはあまり盛んではないのだそう。また、有名なおもちゃの LEGO 発祥の地だそうで、出口付近にはレゴブロックで再現された北欧パビリオンが展示されていました。日本でも観光先として人気なフィンランドは、人口よりサウナのほうが多いという冗談がよく言われるくらいにはサウナが生活の中に根付いている国。サンタクロースが住んでいるのも、このフィンランドなのだそう。
建物内には、環境に優しいエネルギーについての展示や、公共サービスのデジタル化についての展示などがされていて、内容はかなり真面目寄りのもの。中央部には椅子がたくさん置かれていて、涼しい建物内で休んでいる人の姿が多く見られました。
この日は先述の通り、ひとつだけ予約が取れている状態での万博。会場の西端のほうにある、フューチャーライフゾーンの 未来の都市 の予約が取れていたので、予約の時間になるまで周辺を散策することにしました。
ここまで海外パビリオンばかりを巡ってきたので、大屋根リングの外側のエリアは何があるのか未知の場所。うろうろとしつつ、たまたま目についた フューチャーライフヴィレッジ を見て回りました。自然の力で冷やすシステムの展示があったり、なにやらライブ配信のようなことをしていたりと、結構賑やかな感じでした。
予約の時間になり、この日最後に訪問したのは 未来の都市。生きているだけで幸せだった時代、食べ物を育て都市が生まれた時代、様々な発明が生まれテクノロジーが発展した時代、いつでもどこでも必要なものとつながれる時代を経て、地球課題を乗り越えた先の未来をシミュレーション体験できるパビリオンだそう。
建物内には国内の様々な分野の企業・団体がアトラクションを用意しており、それぞれの映像などの展示を見ながら先へと進んでいきます。
私は石川県出身なのですが、自分が生まれ育った石川県の小松市発祥の企業 小松製作所 の展示もあり、未来の水中工事についての説明と水中施工ロボットが展示されていました。馴染みのある企業の展示があると、なんだか嬉しい気持ちになりますね。
企業の説明や展示は小学生や中学生の頃に社会見学などで触れる機会がありましたが、退屈に感じていたあの頃とは違うなという感じ。他の企業のアトラクションも、見ごたえがあって楽しめました。
もう 6 回目だというのに、今回の万博で初めて足を踏み入れたエリアもあって本当に時間が足りなさすぎるなという感じです。通期パスを買っても「行き足りない!」となるのではないでしょうか。
余談ですが、会場を歩いている際に「会場にライオンが接近中のため、一部が立入禁止になるよ」的なアナウンスが聞こえてきて耳を疑ったのですが、帰り際に文字で案内が書かれている画面を見つけて「ライオン」じゃなくて「雷雲」だったことが分かって一人で大爆笑してました。何度聞いてもライオンにしか聞こえなかった…。