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夏パスで大阪・関西万博へ行く DAY9

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ひらたけ

夏だ!大阪・関西万博だ!万博の夏パスの期間だ!ということで、万博の夏パスを買ったので 夏パスで大阪・関西万博へ行ってきました🎌 9 回目の万博訪問を決行したのは、夏パス期間最後の土曜日 8 月 30 日。夏パス買ったんだし行きまくるぞ!と意気込んでいたのに思ったより行けなかったななどと思いつつ、残り少ない万博を楽しんできました。

訪れたパビリオンの一部については、諸事情により明日以降の投稿で個別に話を書こうと思っています(長いと書くのが大変&ブログもとい日記の毎日投稿のネタが足りなくなるため)。8 回目の投稿は こちら


9 回目の万博訪問は西ゲートから。前回 と同じく、もともとやや遅めの時間の予約しか取ることができなかったところを、2 日前に追加される「歩いて向かう人向けの予約枠」に変更することで無事午前中の入場を果たしました。西ゲートへ向かう方法も前回と同様に夢洲駅から徒歩です。

大阪・関西万博の西ゲートの写真

電車が若干遅延をしていて、入場時間を 5 分ほど過ぎたところで西ゲートに到着。ゲート前には恐ろしいほどの数の人が群がっていて、ゲートを抜けるまでに 30 分以上かかりました。そんな、最初から大混雑に巻き込まれた 9 回目の万博で訪れたパビリオンは以下の通り。

  • TECH WORLD
  • サウジアラビアパビリオン
  • モナコパビリオン
  • ブラジルパビリオン

上記のうち「TECH WORLD」「サウジアラビアパビリオン」に関しては、建物も大きくそれなりに時間をかけて見て回ったので後日別の投稿で話を書くとして、それ以外で訪れた場所について書いていきます。

大阪・関西万博のモナコパビリオンの写真

まずは会場北側の「空の広場」に面した場所にあるモナコパビリオン。西ヨーロッパにあるモナコ公国のパビリオンで、複数の円柱を組み合わせたような形をした 2 つの建物とその間にある庭園という少し変わった構成をしています。

入るための列は 2 つに分かれており、ひとつは通常の展示を見る列、もうひとつは館内にあるワインバーを楽しむことのできる列。どちらも長い列ができていました。私はお酒が飲めないので、今回の訪問では通常のワインバー無しの列に並びました。

訪れたタイミングでの待ち時間は 70 分ほど。並んでいる間の日陰が少ないので、訪れるのは日が沈む直前や沈んだ後とかが良さそうな感じがしました。

建物内へと入ると、マスコットキャラクターだという「リルー(LEELOO)」ちゃんがお出迎え。等身大っぽい人形が着ているお洋服は、かつてモナコの女性の方が畑仕事の際に着ていたモネガスク(モナコの国籍を持つモナコ人)の伝統衣装だそう。

1 階にあるのは壁に取り付けられた縦長のスクリーン、その下にはバーカウンターテーブルのようなもの。テーブルの下には隙間があり、手を入れて中にある物体に触れると上のスクリーンに映っている美しい映像が変化するようになっていました。

この建物には上のフロアもありましたが、あるのは VR 体験の展示のようで、待ち時間が長いのと三半規管よわよわなためスキップ。帰宅してから写真を見返していて気づきましたが 4 階には展望ラウンジがあるようで、景色だけは見ておけばよかったなというお気持ち。「VR 体験?知らん知らん、そんなもの。次の展示に行こう、次に。」とさっさと突き進んでいってしまいました。

大阪・関西万博のモナコパビリオンの写真

建物の外へと出ると、広がっていたのはたくさんの植物が植えられた庭園。子どもたちが楽しめそうな木製のすごろくのようなボードゲームが設置されていて、遊びながら動物について学ぶことができるようになっていました。その周りには動物に関する説明が書かれた真面目な展示も。ツルによる農作物被害の抑制についての話がありましたが、ツルに対して畑を荒らすみたいなイメージを全く持っていなかったので驚きがありました。

庭園を抜けた先にはもうひとつの建物があり、こちらは海に関する展示。モナコ公国は南が地中海に面している国で、海洋保護に積極的に取り組んでいる国とのこと。世界で 2 番目に小さい面積の国内にはモナコ海洋博物館という歴史のある博物館もあるそうです。

2 つめの建物内の壁にはモナコ海洋研究所が選んだという地中海に生息する海洋生物 180 種が描かれて、それらが海中を思わせる暗い部屋の中で青や赤の光に照らされ幻想的な雰囲気に。周囲を照らすランプも海藻のようなうねうねとした形をしていました。

大阪・関西万博のブラジルパビリオンの写真

この日最後の訪問となったのは、大屋根リング内東側にあるブラジルパビリオン。たまたま入場制限が解除されて列に並べそうなタイミングに遭遇したので、人の流れに乗って列へと入り込みました。

ブラジル連邦共和国といえば、日本の反対側にある国らしいということで名前はよく聞く国。小学生の頃には同じクラスにブラジルの方が居た覚えがあります。人口は約 2 億 1,200 万人と日本の約 2 倍、面積は 851.2 万平方キロメートルと日本の 22.5 倍もあるそう。多いしでかい。

パビリオンの隣にもコーヒーを販売するショップが併設されているように、南米といえばコーヒーが有名という話は聞いていたのですが、調べてみると輸出品目にはコーヒー豆や大豆などの農作物に混じって原油や鉄鉱石といった資源が。石油といえば中東のイメージが強く、ブラジルが石油生産国というイメージが全くなかったので驚きました。

訪れたタイミングでの待ち時間はおよそ 45 分ほど。頻繁に入場制限中になっていることもあって比較的短めではありますが、一度にまとめてお客さんを入れるタイプのパビリオンなので同じ場所にずっと立っているのが少々しんどかったです。

大阪・関西万博のブラジルパビリオンの写真

列に並び始めたタイミングでは、建物内のカーテンらしきものが閉まっていたのですが、一定時間ごとにカーテンが開いて中の様子が見えるようになっていました。ちらちらと中の様子をうかがいつつ、ようやく建物内へと入ると、中は白く不思議な物体で壁や天井が埋め尽くされていました。

外から見えていたのはこの空間だけだったのと、この展示室がかなり広く大きかったので「この部屋をぐるっと見て回るだけで終わりのパビリオンなのかな?」と思っていたのですが、奥へと進むともう一つ別の建物と展示室がありました。こちらはブラジルという国について紹介した映像が流れていたり、アートっぽいものが置いてあったり。最初の部屋とはかなり雰囲気が異なる展示エリアでした。


9 回目の万博に行ってきましたが、夏パス期間も終わりに近づいていて、学生の夏休み期間最後の土日ということもあってかものすごい人の数でした。

人が多すぎた影響か、昼前くらいから夕方過ぎまでスマートフォンがインターネットに繋がらず、調べ物も SNS を見ることもできない状態になってしまい、パビリオンの列に並んでいる間はぼんやりと周囲を眺めながら過ごす感じでした。こういうときのために、サブ回線とか契約しておいたほうがいいですかね…。