夏パスで大阪・関西万博へ行く DAY10
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夏だ!大阪・関西万博だ!万博の夏パスの期間だ!ということで、万博の夏パスを買ったので 夏パスで大阪・関西万博へ行ってきました🎌 10 回目の万博訪問を決行したのは、夏パス最終日の 8 月 31 日。そろそろ「もうすぐ 10 月なのにいつまで夏パスの話するんだ」というツッコミが入りそうですが、正真正銘今回の万博が最後。
訪れたパビリオンの一部については、諸事情により明日以降の投稿で個別に話を書こうと思っています(長いと書くのが大変&ブログもとい日記の毎日投稿のネタが足りなくなるため)。9 回目の投稿は こちら。
最後となる 10 回目の万博は、地下鉄でのアクセスがしやすい東ゲートから。初めての万博 も東ゲートからだったので、東ゲートから始まり東ゲートで終わり。いつの間にやら中央線の車内で流れるようになっていた「次はいよいよ夢洲です!驚きと感動に満ちた夢洲へ、さあ行きましょう!」というアナウンスと、コブクロが歌うオフィシャルテーマソングを聴きながら万博会場へと向かいます。
本当は 2 日連続で万博に来るつもりはなく、前回で最後にするつもりだったのですが、前回が 9 回目となる万博で「あと 1 回行けば 2 桁回になるな…」という謎のもったいなさから 8 月最終日にも万博を訪れることに。さすがに朝から来るのは体力的に厳しかったので、昼過ぎの 13 時頃に東ゲートまでやってきました。
東ゲートの混雑は想像を絶しており、ゲートを抜けるのに 1 時間近くかかりました。トラブルがあったのか、単純に来場者が多すぎたのかは謎ですが、一時的に入場を制限していて列が全く動かない時間も。そんな大混雑の中で巡った最後の万博、訪れたのは以下のパビリオンです。
- コモンズ A 館
- アンゴラパビリオン
上記のうち「コモンズ A 館」に関しては、建物も大きくそれなりに時間をかけて見て回ったので後日別の投稿で話を書くとして、それ以外で訪れた場所について書いていきます。
多くの人が集まる万博会場内を彷徨い、列に並ぶことができるパビリオンを探してたどり着いたのは、アフリカ南部にあるアンゴラ共和国のパビリオン。アンゴラパビリオンといえば、工事費用の未払いが問題になっている ようですが、訪れたタイミングでは中の展示を見ることができるようになっていました。
待ち時間は 1 時間 40 分ほど。夕方 17 時ごろから並び始めたのですが、半分ほど進んだところで新たに列に並ぶことができなくなっていました。会場南側のウォータープラザに近い場所にあるので、花火やドローンショーで多くの人が集まることから早めに営業を終了しているのかも。
列に並んで待っていると、時々どこからともなく白い綿毛のようなものが飛んできて「これは何だ?」となっていました。本当になんだったんだろう…。
約 3,674 万人の人々が暮らすアンゴラ共和国はアフリカ大陸の南側にある国で、首都はルアンダ。西は大西洋に面していて、オヴィンブンドゥ族やキンブンドゥ族、バコンゴ族などの民族が暮らしているそう。
建物内に入ると大きな額縁に飾られたアンゴラ共和国大統領の顔写真に圧倒され、案内された部屋でも大きなスクリーンに大統領が登場して思いを語っていました。大統領推しがすごい。
パビリオンのテーマは「健康のための教育」。大きなスクリーンに映し出された、小さな頃にマラリアに苦しんだ経験をきっかけに医療従事者を志す少女の物語を椅子に座って静かに観るものとなっていました。絵の背景に実写の人間という映像はまるで劇やミュージカルを見ているよう。
列に並んで待っている間に建物内から音楽の演奏が聴こえていたので、てっきり演奏もパビリオンの展示に入っているものなのかと思っていたのですが、たまたま訪れた時間にレストランエリアで生演奏が行われていただけだったみたいでした。
この日の入場が午後からと遅めだったのもあって、コモンズ A 館、アンゴラパビリオンと見終えた頃には日が沈んで空はすっかり暗くなっていました。体力的にも、翌日の予定的にもこれ以上の万博滞在は難しく、名残惜しい気持ちでいっぱいでしたが会場を後にすることに。
きっともうくぐることがないであろう東ゲートを抜けて夢洲駅へと歩いていると、大きな音と共に夜空を彩ったのは美しく大きな花火。最後の万博の締めに相応しい景色に、楽しかった万博の思い出がたくさん頭の中に浮かびました。
毎週のように大阪・関西万博に通い、10 回目の訪問となりましたが、これだけ行っても訪問できていないパビリオンがたくさんあるくらい何度でも楽しめる、まさに驚きと感動に満ちた場所でした。
あと 1 つだけ万博の話が続きますが、長い間続いた万博関連の投稿も終了。「Hiratake Web」への日記の投稿を執筆するにあたって、訪れたパビリオンの国について調べるために毎回ものすごく時間がかかってしまい、非常に勉強になった反面、自分の視野の狭さや一般的な地理知識の足りなさを実感させられました。
海外パビリオンを訪れる前にちゃんとその国のことを調べて、ある程度知識を頭に入れたうえで見たらもっと楽しめたのだろうなというお気持ち。万博に行く前は、時間をかけて外国のことについて調べて知ろうなんてことを考えたこともなかったので、海外の文化や人々について知ることができたこと、そしてそれらに興味を持つ機会を与えてくれた万博には感謝の気持ちでいっぱいです。
いつか、この夏の間にパビリオンを訪れた国の地面を自分の足で踏みしめて、実際の空気を感じて、その土地の食事を味わって、街並みを眺めたり美しい景色を目に焼き付けたりしたいです。ありがとう大阪・関西万博!