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阪神なんば線の伝法駅から千鳥橋駅までを散歩する

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ひらたけ

仕事帰りに夜の大阪の街をのんびり散歩するのがすきで、定期的にやっています。この日は 阪神電車の伝法駅から千鳥橋駅までを歩きました🚶 伝法駅千鳥橋駅 はどちらも阪神なんば線の駅で、列車に乗ればわずか 1 分で移動することができます。そんな阪神電車の 1 区間をのんびり散歩してきました。


まずやってきたのは 阪神電車の伝法駅 です。大阪を流れる一級河川・淀川の南側にある阪神なんば線の駅で、大阪キタの繁華街にある阪神大阪梅田駅からは、尼崎駅や大物駅で阪神本線から阪神なんば線の列車へ乗り換えての移動となります。

1 箇所しかない駅の改札口を抜けると、正面にはかなり細い道路。一方通行の道路ではなく双方向に車が通行できる道路のようですが、駅周辺で工事が行われていることもあってより一層狭く見えます。すぐ隣に高架となっている阪神なんば線の線路がありますが、その下をくぐるトンネル部分は車がすれ違えるとは到底思えない幅。

阪神電車伝法駅の写真

そんな広いわけでもない道路ですが、交通量はかなり多め。次から次へと車やバイクがやってきて、駅の前を通り過ぎていきます。この投稿に載せるように駅の写真を撮影したかったのですが、車が通っていないタイミングが訪れるまでしばらく待つことになりました。

横断歩道を渡るために待っている人、に思われないようにめちゃくちゃ隅っこの方にひっそりと佇む人になっていたので、結構挙動不審になっていた感があります。ちょうど目の前をパトカーが通過していったときに、怪しい人認定されてしまわないかドキドキしていたのは内緒。

駅周辺で行われているのは、すぐ北側を流れる淀川に架かる阪神なんば線淀川橋梁の改築工事。阪神なんば線の淀川橋梁は、水面スレスレの低いところに架かっていることで有名な鉄道橋。淀川の氾濫に備え、災害に強い橋にするべく、淀川橋梁とその両端近くに位置する伝法駅と福駅周辺で工事が行われています。

国道43号線の伝法6交差点付近の写真

ファミリーマートとローソンが隣り合っている様子を眺めながら伝法駅から西へ少し歩き、国道 43 号線へ。ここからはこの国道 43 号線を南へ歩いていきます。道路の青色看板に「梅田」や「難波」の文字はなく、国道 43 号線をずっと進んでいくと見えてくる「天王寺駅」や「弁天町駅」の案内がありました。

大半の車線が中央の高架部分へと伸びていき、歩行者の私は細い側道のほうへと足を進めます。周辺は昔ながらの住宅街といった雰囲気で、色褪せたお店の看板や JCB のロゴがいい味を出しています。

阪神高速の上を通る国道43号線の歩道階段の写真

人通りの少ない細い道を歩いていくと、突き当たりに上へと続く階段を発見。この階段をのぼって、先程別れた多くの車が通る国道 43 号線と合流します。橋のようになっていますが、上から下を覗いても川も線路も見当たりませんし、地図上では阪神高速が通っていますが、こちらも地下に埋まっています。

橋の下に広がっているのは、昔は正蓮寺川という川だった場所。国道 43 号線が通る場所から少し離れた東側には森巣橋という橋が架かっていて、そこから東には正蓮寺川公園という公園が広がっています。

正蓮寺川公園はまだ開発途中で、将来的にはこの国道 43 号線周辺を超えて大阪湾のほうまで整備されていくのだそう。最終的には甲子園球場の約 5 倍もの広さの公園となるのだとか。

北港通の看板の写真

階段しかないのに「自転車はおりてとおって下さい」という看板が立てられているのを眺めつつ、再び地上へと戻ってきて南へ。見えてきたのは北港通という大通りです。ここからは進行方向を東へと変えて、今回の目的地である阪神電車の千鳥橋駅まで北港通沿いを歩いていきます。

港の方へと続いているだけあって北港通の道路幅は非常に広く、大きなトラックが何台も目の前を過ぎ去っていきます。

阪神電車千鳥橋駅の写真

北港通を歩き始めてから数分、阪神電車の看板に従って建物の横の歩道を歩いていくと阪神なんば線の千鳥橋駅が見えてきます。伝法駅を出発してから到着までにかかった時間は 15 分ほど。もうちょっと時間がかかるかなと思っていたので、予想より早い到着となりました。


阪神なんば線の伝法駅から千鳥橋駅までを歩きましたが、駅と駅の間の距離が短い阪神電車の 1 区間ということもあってなんだかあっという間のお散歩だったなという感じでした。

今回は夜の時間帯だったので交通量が多めな大通りを歩きましたが、最短ルートを進んでいけばもっと早く移動できそう。今度は明るい時間に歩いてみてもいいかもですね。今日もおつかれさまでした。