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中田屋のえんどう豆のきんつば「うぐいす」を食べる

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ひらたけ

きんつばで有名な金沢の和菓子屋、中田屋の 期間限定のきんつば「うぐいす」を買ってきました🫛 うぐいすは毎年 9 月上旬から翌年 5 月末にかけて販売される、えんどう豆のきんつば。毎年お店へ行くたびに気になってはいたものの、いつもなんだかんだで普通のきんつばの方を購入してしまい、今回が初うぐいすとなります。


石川県の実家に住んでいた頃、親戚の家に遊びに行くたびに貰って食べていた中田屋のきんつば。そんな中田屋の店舗や商品を取り扱うお店は多くが石川県内にありますが、大変ありがたいことに現在私が住んでいる大阪にも直営店が 1 店舗存在しています。

その関西で唯一の店舗・中田屋阪急うめだ店を訪れると、ガラスのケースの中や上に緑色の包装紙を纏ったきんつばが並んでいました。箱入りのものもありましたが、今回は自分で食べる用ということでガラスケースの上に積まれていた 5 個入りパックのものを購入。お値段は普通のきんつばより若干高い 1,134 円でした。

中田屋のえんどう豆のきんつば「うぐいす」の写真

何度かお店に通っているうちに顔を覚えていただいていて、もうすぐ きんつば毬栗 の販売が始まりますよー(訪れたのが 9 月末だったのでまだ販売されていなかった)みたいな会話もしつつ、うぐいす…に加えてついつい購入してしまった普通のきんつばを受け取ります。

私は人との会話時に相手の目を見ることができず、その影響で人の顔を覚えるのが絶望的に苦手なので、お店を訪れるたびに百貨店の店員さんってすごいな…と思わされます。

中田屋のえんどう豆のきんつば「うぐいす」の写真

大きさは通常のきんつばと同じサイズで、外側の包装紙を剥がすと薄焼きの皮からえんどう豆の青々とした美しい色が透けて見えます。半分に割ったときに見える中のえんどう豆の色が本当に綺麗で、同封されていた「銘菓のしおり」にもある通り「目でも楽しませてくれる珠玉の逸品」です。

写真でも分かるかと思いますが、大粒の豆がゴロゴロと入っていてしっかり形を残している状態。食べてみると豆の粒の食感がしっかりあるのに、それでいて硬すぎない絶妙な炊き加減。普通のきんつばもそうですが、中田屋の技と伝統を感じます。

ひとくち目は「おいしいけれど、ほとんど甘くないな?」という感じですが、食べ進めていくうちに豆の自然な甘さが口の中へと広がっていきます。小豆とはまた違った、えんどう豆らしい味もしっかりと感じられるきんつば。とても美味しかったです。ごちそうさまでした。