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和歌山ラーメンを食べに和歌山へ行ってきた

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ひらたけ

全国には様々なご当地ラーメンが存在していますが、その中のひとつ 和歌山ラーメンを食べに和歌山へ行ってきました🍜 和歌山へはこれまで何度か足を運んだことはありますし、和歌山ラーメンという名前も聞いたことはあったのですが、実際に食べるのは今回が初めてです。


和歌山ラーメンを食べるべく、やってきたのは和歌山駅。和歌山県の県庁所在地である和歌山市にある JR 西日本和歌山電鐵 の駅で、JR 線は粉河・橋本方面、紀和・和歌山市方面、御坊・白浜方面、鳳・天王寺・大阪方面と東西南北に線路が分岐する地点に位置しています。

そんな和歌山駅には 和歌山ミオ という駅ビルが存在し、こちらの商業施設内に 1 店舗だけですが和歌山ラーメンを提供するお店があるとのことだったので、そのお店 和歌山中華そば丸美商店 さんを訪問しました。和歌山ミオのフロアマップにもお店のカテゴリとして「和歌山ラーメン」の記載があり、観光客の集まる大きな駅にあるお店でもあるので、きっと和歌山ラーメンの中の和歌山ラーメンなはず…!

和歌山中華そば丸美商店のメニューの写真

お店を訪れたのは、お昼ごはんにはやや遅めの 14 時過ぎという時間。この時間ならすんなり店内に入れるだろうと思いながらお店がある和歌山ミオの地下 1 階に向かうと、そこには長い行列が。

入り口の横には 7 名ほどのお客さんが待っていて、私が並んだ後もすぐに後ろに 3 名ほど新たなお客さんが並ぶくらいの人気ぶり。待っている間にお店の方がメニューを持ってきてくださり、眺めながら待つこと十数分。ようやく店内に案内されたものの、相席でおねがいしますということで知らない女子高生 2 人組が食事中のテーブルへと案内されました。気まずすぎる。

店内は 4 人掛けのテーブル席が 4 つほどとカウンター席が 5 席というこぢんまりとした雰囲気。隣を見ると、カウンター席は 5 人組の外国人のグループで埋まっていて、これなら相席になるのも仕方ないかといった感じ。

幸い、相席になった女性の方々は私が席に座ってすぐに食事を終えてお店を出ていかれて、代わりに私と同じように一人で来店した男性の方が対面に座ったので平穏が訪れましたが…。もっとゆっくりしたかったのに知らん男性客が目の前に来たからさっさと出ていったとかだったら申し訳ない。

和歌山中華そば丸美商店の特製中華そばの写真

今回注文したのは、特製中華そば(1,060 円)。普段ならとりあえず一番端の目立つ位置に書かれているものを選ぶのですが、柔らかく煮込んだチャーシューがどんぶり一面を覆いつくしますというメニューの文言に惹かれて悩んだ結果こちらを選びました。

そもそも和歌山ラーメンとは何ぞや?ということで調べてみると、スープは「豚骨醤油系」と「醤油系」の 2 種類、麺はストレート細麺、そしてサバの押し寿司とゆで卵と一緒に食べるというのが特徴とのこと。今回は注文しませんでしたが、たしかにメニューを見返してみると「すし(サバ・巻き)」や「玉子」という他のラーメン店では見かけないものが並んでいました。

数分待ってお店の方が注文した特製中華そばを持ってきてくださったので、冷めないうちにさっそくいただきます。まずスープを飲んでみると、濃厚でこってりとしていそうな見た目とは裏腹に飲みやすいまろやかで優しいもの。

表面を覆いつくしている大量のチャーシューで見えづらいですが、中に沈んでいる麺を箸で掴んで引っ張り上げてみると、出てきたのはストレートな細麺。いくらでも飲めてしまいそうなスープとの相性もバッチリです。おいしい。

上にトッピングされているチャーシューも、ほろほろと崩れるような食感にやや塩味が強めな味付けで個人的にはかなり好みなものでした。


列車に 1 時間以上揺られて大阪から和歌山を訪れて和歌山ラーメンを食べましたが、まろやかなスープがとても美味しくレンゲを持つ手が止まりませんでした。今回はアクセスしやすい駅ビル内のお店を訪れましたが、次は街なかにある和歌山ラーメンの有名店にも行ってみたいところです。ごちそうさまでした。