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JR東姫路駅から姫路駅までを歩く

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ひらたけ

先日、姫路を訪れた際に JR 東姫路駅から姫路駅の間を散歩してきました🚶 東姫路駅と姫路駅はどちらも JR 神戸線の愛称で呼ばれる山陽本線の駅で、列車に乗ればわずか 3 分ほどで移動することができます。そんな JR の 1 区間をのんびりお散歩してきました。


やってきたのは JR 神戸線の 東姫路駅。名前の通り姫路駅の東側にある駅で、大阪からは快速列車に乗れば乗り換えなしで 1 時間半ほど、新快速列車に乗って加古川駅で乗り換えれば 1 時間ほどで訪れることができます。

駅前には広場が整備されていて、道路を挟んだ駅周辺には広い駐車場のあるホームセンターや家具店、ドラッグストアが並びます。10 階建てくらいのマンションもいくつかありますが、かなり見通しの良い空間で郊外感があります。

東姫路駅の写真

東姫路駅から姫路駅の間では、在来線の高架の線路と山陽新幹線の高架の線路がすぐ隣に並んで通っており、高架下から見上げると両方同時に眺めることができます。

そんな 2 つの線路と並行するように伸びる細い道路を西へと歩いて、姫路駅を目指します。地図アプリ上では道路が表示されていて、実際に道路も存在していたのですが、ちょいちょい「この先通り抜けできません」という看板と共に中へ入ることができないように柵が設置されている箇所がありました。

東姫路駅近くの在来線と新幹線の高架下の写真

線路の北側と南側を行ったり来たりしながら歩行者が歩いても大丈夫そうな道を通って歩いていくと、交通量の多い大通りへと出ました。こちらは兵庫県道 516 号線で、北側に見える立派な建物は姫路警察署。線路の北側には姫路警察署以外にも大きな建物や施設が並んでいて、それらの横を歩いて姫路駅へと向かうこともできます。

今回は線路の南側を歩いたのですが、まず見えてきたのは関西では誰もが知っているであろう「御座候」の看板が取り付けられた建物。関西だけでなく、関東や北海道などにも店舗がある御座候はこの姫路に本社があるそうで、目の前に見えてきたこの建物が本社・工場とのこと。

今回は時間の都合で行くことができなかったのですが、本社の建物の隣には「あずきミュージアム」という「あずき」について学ぶことができる施設もあるそう。

御座候本社・工場の写真

さらに歩いていくと、見えてきたのは まねき食品 の建物。姫路の名物・ソウルフードとしても知られる「えきそば」や弁当などを販売するまねき食品の本社の建物で、なんと敷地内でえきそばなどの販売がされているのだとか。さらには車で気軽に立ち寄ることができるようにとドライブスルーが可能とのこと。

アクリエひめじの連絡通路の写真

まねき食品の建物の横を抜けると、線路を挟んで北側には高架の遊歩道のようなものが見えてきました。東側には音楽公演や舞台芸術をはじめ、講演会やパネルディスカッションなど様々なイベントに対応した大規模なホール、会議場などがある大きな建物。西側には緑あふれる公園が広がっていて、その 2 つを結ぶ連絡通路が整備されています。

こちらは アクリエひめじ という施設だそうで、西側の公園は「キャスティ 21 公園」というそう。せっかくなので連絡通路を歩いてみたのですが、まだ施設ができてから日が浅いのか全体的に綺麗でモダンな雰囲気でした。

北側には JR 播但線の線路も見え、時間によっては姫路駅を出発した列車がカーブしながら北へと走っていく姿を見ることができます。

「Arcrea HIMEJI」のモニュメントと山陽新幹線の写真

アクリエひめじ内の連絡通路を抜け、外堀川という細い川に架かる円橋を渡ると、また別の高架の歩道が見えてきたのでこちらを歩いていくことに。この歩道は JR 姫路駅まで続いており、隣接する様々な建物とも接続しています。

大きな商業施設がいくつも並んでいるほか、車でも訪れやすいように巨大な駐車場も整備されていて、なんだか過ごしやすそうな街だなと感じました。

姫路駅の展望台からの景色の写真

東姫路駅を出発してからおよそ 30 分ほど、ようやく姫路駅に到着しました。姫路駅は山陽本線と山陽新幹線が乗り入れているだけでなく、播但線、姫新線の起点ともなっている大きな駅。山陽電車の山陽姫路駅もすぐ近くにあります。

駅の展望台からは世界遺産にも登録されている姫路城がよく見え、姫路に来たなという気持ちになります。


東姫路駅から姫路駅までを歩いて移動しましたが、思っていたよりも大きな建物がたくさん並んでいて驚きました。景色の良い場所も多く、歩いていて楽しかったです。おつかれさまでした。